ショッピング Feed

2017年2月14日 (火)

三千七十八: 現代の商業モデルを考えて_No.2

■:はじめに

昨日、話題にしてみた『三千七十六:現代の商業モデルを考えて』の続きです。

前段『三千七十六:現代の商業モデルを考えて』の最後の方に書いた「イベント開催」の件について、考えていました。

「イベント開催」となると、結局、これは「お祭り」ということになるので、少しばかり派手な要素が出ても仕方がありません。

ですから、少しばかりの派手さがあるかもしれませんが、進めてみます。

さらに、一般消費者のニーズも絡めていきます。

////////////////////////////
////////////////////////////
■:今までに使われている数値を見て

最近の店頭でも、いまだ、「298(ニー、キュッ、パー)」とか「398(サン、キュッ、パー)」の値段札を多く見かけるものです。
しかし、この値段札の効果も、最近では薄れてきているとは感じないでしょうか。

この「298」とか「398」の値段札も、現れてから時間が経っていますし、意図も多くの人が知りますと新鮮味が薄れてしまいます。
その値段札の意図も広く知られていますし、多少、時代も変わって来ていますので、その値段札の意図については説明はしません。

ただ、現代市場でも、「298」とか「398」の値段札を書いても、もちろん、良いわけです。

////////////////////////////
////////////////////////////
■:ゾロ目の使用とイベント開催

最近、多くの人が車のナンバープレートを見ていて、気が付くことがあるかと思います。

だんだんと、多くの車のナンバープレートの使用される数字に、「ゾロ目」が多いのに気が付かれるでしょう。

「ゾロ目」というのは、例えば、「1111」とか「333」とか「555」とか「777」の、同じ数値の連続した数値の事です。

「なぜ、車のナンバープレートに、自分の使いたい『ゾロ目』を使用できるようになったのか」というと、これは、先年、車関係の法律が変更され、車の所有者の方が申請をして、空いている数値ならば、その数値を自分の車のナンバープレートに使用して良いようになったからです。

結果、空いている数値の「ゾロ目」を使用して、現在の車のナンバープレート番号のように、「ゾロ目」のナンバープレートが流行るようになったのです。

例えば、上の数値の「777」ならば、巷では、「ラッキーセブン」とも言われており、縁起の良い数値とも言われています。

つまり、ある一定以上の数の人が、数値の「ゾロ目」が求めていたことがわかります(ニーズ発生)。

-----------------------------

現代でも、「198」、「298」や「398」の値段札でも良いかと思うのですが、巷で「縁起の良い」と噂されているゾロ目を値段札に応用してみるのも一つの手段かも知れません。

-----------------------------

そして、例えば、以下のようなイベントを店で開催してみるわけです。

バレンタインデーを過ぎれば、次は、3月3日の雛祭りです。

「3,3」が並んでいますから、アクセサリーを売っているお店ならば、お店の全てのイヤリング(耳飾り)に、全て「333円」の値段札を付けて、

  「大奉仕の均一価格大セール! 3月1日から3月3日までの3日間、うちの店の全てのイヤリング(耳飾り)を333円で売ります! あなたも『3』の記念日にいかがでしょうか!」

と、宣伝してみます。

つまり、ゾロ目等のゴロの良さも、かけ合わせて、販売してみるわけです。

ついでながら、「3日間」という短期間ですが、均一価格セールをしています。
ですから、「どの商品が一番売れ筋か」という、私が、『三千七十六:現代の商業モデルを考えて』で書いておいた、「一般消費者のニーズ動向把握」も、兼ねておくわけです。

(※注意:未然に書いておくのですが、上の例だと、3月3日の午後3時33分には、お店に多くの人が詰めかけないように、店側で、何らかの事前的な手続き実行を考えていた方が良いかと思います。なぜならば、その午後3時33分に、多くのお客さんが一斉に詰めかけたことにより、将棋倒し等が起きて、事故が起きてしまえば、話になりません。ですので、3月3日の午後3時33分にかけては、集まってもらった、多くのお客さんには、大変申し訳ないのですが、店側の方で、整理券を発行しておいて、大量の行列が出来ないような未然の工夫が必要となるかもしれません。)

////////////////////////////
////////////////////////////
■:応用例

他の例としては、最近は受験シーズンでしょうか。
「受験」と言いますと、これも色々と書けるのですが、それはここでは置いておきます。

受験シーズンだと、「かつ丼」や「かつメニュー」が食品コーナーの棚に置かれたり、ファミレス・メニューにもよく現れるでしょうか。

この「かつ」を使うと言うのは、人も良く知るとおり、お肉の「かつ」が、「勝利」の単語の意味の「勝つ」と、語呂があっているので、受験生の受験勝利のためによく使われているようです。

ですから、日頃より、多めの種類のかつ丼弁当が食品コーナーの棚に置かれるかもしれません。

この全ての種類のかつ丼弁当の値段札を、均一価格大セールで、555円の値段札で販売してみるとか。

「555」というのは、予想出来るように、「Go! Go! Go!」の語呂を合わせています。
「Go!」というのは、「突破」という意味が込められています。

1パックで555円ですので、2パックの合わせ販売をするならば、おまけにおしんこを付けて、「1111円」の値段札で売ってみるとか。

もちろん、「1111円」というのは、「No.1突破」という手合いの強力な意味を込めているわけです。

また、ファミレスの「かつ定食」メニューならば、「1155円」とか「1515円」の値段札で売ってみるとか。

もちろん、「1155円」や「1515円」というのは、「行け、行け、Go! Go!」の意味を込めているわけです。

////////////////////////////
////////////////////////////
■:祭り衣装との組み合わせ

また、この段落で考えているのは、一応、お店側の「イベント(お祭り)」です。

ですから、上の例のを使うならば、3月3日の耳飾り販売のケースをそのまま使うのですが、店の前面に立っている売り子さんに、客引き効果の一つとして「3日間の特売セール期間中だけ、貸衣装屋さんから、何かのコスプレ衣装を借りて、着てもらう」という手段も考えられるでしょう。

もちろん、様々なお店の、様々な経営方針があるので、もちろん実施できない、或いは実施しない企業も多々あるでしょう。

しかし、この「3日間の特売セール期間中だけ、コスプレ衣装を着てもらう」というのが味噌でしょう。

なぜならば、店の売り子さんに、毎日毎日、コスプレ衣装を着て販売してもらうと、店を訪れるお客さんも飽きてきます。

何かの特別な、わずかな期間だけに、人がコスプレ衣装を着るのですから、店を訪れるお客さんの側としては、そこに珍しさを感じるので、新鮮味を感じ、有意義さを感じて、その店に面白さを感じるのです。

ですから、短期間だけで、貸衣装屋でレンタルされている衣装ならば、店の経費からでも出せるかもしれません。

-----------------------

また、少しばかりは、その店を訪れる顧客が以下のように、心の中で感じるかもしれません。

  「この店の店主が、親心のようなものも持っており、店の売り子さん達に対しても、少しは嫁入りの事を考えてやっているのかもしれない」

と。

これは「商業計画の実施」とは言えないまでも、「店のイメージを良くする(店の好感度アップ)」とか、顧客に対しての「人間味溢れる、お店だ」という風に、イメージ計画の実施の一つとして挙げられるかもしれません。

////////////////////////////
////////////////////////////
■:終わりに

「写真の無い記事」というのも殺風景なので、「コスプレ衣装のイメージ紹介」という程度に、コスプレ衣装の写真を引用して、掲載しておきます。

(以下、『Gigazine』、2016/8/6記事より写真を引用)
------------------------------------------
●世界より選ばれしコスプレイヤーたちが集結した「世界コスプレサミット」の錦通りレッドカーペットはこんな感じ
http://gigazine.net/news/20160806-red-carpet-wcs2016/

Photo_4

------------------------------------------
(引用終わり)

(以下、『Gigazine』、2012/10/10記事より写真を引用)
------------------------------------------
●世界各国のハイクオリティなコスプレ画像が投稿される専門サイト「AMPLE!」
http://gigazine.net/news/20121010-ample-cosplay/

Ample

------------------------------------------
(引用終わり)

(以下、『Gigazine』、2012/2/12記事より写真を引用)
------------------------------------------
●あらゆる意味で個性的なコスプレ写真まとめ in ワンフェス2012[冬]
http://gigazine.net/news/20120212-costume-players-wf2012w/

In_2012

------------------------------------------
(引用終わり)

私としては、珍しい感じの「ショッピング」関係の記事でしたが、考え付くことを書いてみました。


(以下、関連するかと思われる過去記事、関連記事、及び、参考文献)
******************************************
******************************************
『三千三十六:私の見かけたビデオ_No.68』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2016/12/_no68-4787.html
●【柳川市観光PRビデオ】SAGEMON GIRLS さげもんガールズ - YouTube:
https://www.youtube.com/watch?v=NYOrc0h5SN4



『三千三十三:『333 ノ テッペン カラ トビウツレ』を思い出しながら』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2016/12/333-0e22-1.html
(掲載した写真は、『わたしは真悟』、第3巻「空の階段」と同書、第4巻「光ふりて」からの引用です)

Pc080176

Pc080174

 

『三千六十五:買うよりも借りてみる』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2017/01/post-8f32.html

『三千六十三:転換の時代を考える_No.2』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2017/01/_no2-dbc8.html


                                        坂本  誠

2017年1月27日 (金)

三千六十五: 買うよりも借りてみる

三千六十四:転換の時代を考える_No.3』の続きのような雰囲気の記事です。

私も、このブログ上で、最近、郊外によく見かける大型商業施設について書いてみます。
以前の記事では、消費者側からの大型商業施設の利点について書いていました。

しかし、大型商業施設の利点については、様々な店の側からも、ある意味、利益が有ります。

昔のお店を出すときの仕組みと言えば、出来るだけ、街の中心部の土地を買い、そして、その土地の上に上物(うわもの:土地の上の建物である、お店本体のこと)を建てたものでした。

しかし、現代から考えてみると、今でも、上のようにお店を出すところもありますが、この方式だと、経費がかかってしまうことに気が付きます。

_2

 

なぜならば、出来るだけ、街の中心部分の土地を購入した後、さらに、その土地に上物をかまえないといけないからです。

-----------------------------

それとは違う、大型商業施設での出店を考えてみます。

大型商業施設内でのお店というのは、ほとんどが「テナント」と言われる形式の出店です。
「テナント」とは、要するにレンタル契約のことです。

大型商業施設には、オーナー(所有者)がいます。
そして、その大型商業施設内での小さなお店をかまえたい人(店主)が、空いている売り場を見つけると、その小さな区画を大型商業施設のオーナーからレンタルしてもらうのです。

そのレンタル契約に基づいて、店主さんは大型商業施設内で商売を行います。

私が上に挙げた「自分の土地を買い、その土地に上物をかまえる」という方式だと、ずいぶん、経費がかかることがわかるでしょう。

-----------------------------

そして、お店の店主といえども、どうしても、そのお店を閉店しないといけない場合も出てきます。

_3

 

その際、大型商業施設内でのテナント形式だと、お店を閉店するのにも、経費が安く済むのに気が付きます。
自分のお店の在庫を引き取って、テナントで貸し出されていた、売り場を大型商業施設のオーナーに返却するだけです。

しかし、前者の例である、「自分の土地を買い、その土地に上物をかまえる」という方式で店を出している方は、自分が土地を購入し、さらに、その上に上物もあるので、店をたたむのにも、たたみにくい状況が発生していると思います。

「自分の土地を買い、その土地に上物をかまえる」という方式で店を出した場合だと、自分の買った土地が売れるのを待っていたり、さらに、その土地の上の上物までも、誰かが購入してくれないと、心残りでしょう。

ですから、この意味でも、大型商業施設内でのテナントの方が、手軽に出店でき、手軽に店をたたむことが出来るのです。

-----------------------------

また、お店の老朽化についても、大型商業施設内でのテナントの店主さんだと、ほとんど考える必要がありません。
確かに、個別に借り受けている、個々のお店の売り場の施設自体は大事に扱わないといけないので、よほどのアクシデントとか事故が無い限り、個々のお店の売り場の施設の破損を考えないで良いでしょう。

ですから、残るは、大型商業施設そのものの老朽化ですが、この問題自体は、個々の店主さんの問題ではなく、大型商業施設のオーナーの問題です。

ですから、もし、個々の店主さんが「自分の店を出している、この大型商業施設も老朽化が進んだな。どこか他に店を移したいな」と考えれば、何も言わずに、テナントの契約を解消するだけで済みます。

このように、大型商業施設内でのテナント形式での商い(あきない)は手軽だとわかります。

-----------------------------

これだけ、大型商業施設内でのテナント形式での商いの良い部分ばかりを書いていますと、これを聞きつけた、大型商業施設のオーナーさんが、「テナント料を上げよう」と考えるかもしれませんが、個々のオーナーさんの意向の問題でもあるし、今の私のこの記事は、あくまで、従来の「自分の土地を買い、、、」という形式と比較しているので、これについては、私はどうしようも出来ない部分です。

ただ、最近では、大型商業施設の老朽化の問題もちらほらと出て来ているので、大型商業施設のオーナーさんも、戦略的には難しいでしょう。
もちろん、大型商業施設が老朽化すると、全体を改装するに、大変な手間がかかるからです。

-----------------------------

やはり、ここまで書いて来ておわかりのように、私が目にする事から書けるのは、タイトルに現れているように、『買うよりも借りてみる』です。

_2_2

 

最近では、郊外に、大きなレンタル・ショップが建つようになりました。
そのレンタル・ショップに行くと、CDを借りたり、マンガを借りたり、DVDも借りれます。
ですから、利用している消費者からすると、視聴したい時だけ、それらを借りて、必要の無い時はそれらの商品が手元にある必要はありません。

また、借りているだけなので、当然、所有物ではないので、自分の部屋がすっきりと片付いていると思います。

以前、レンタル・ショップの無い時代だと、「子供部屋が大量のマンガの本で積み重なっていた」という時代もありました。

現代だと、そのような無駄も、かなり省かれていると思います。

-----------------------------

ですから、『転換の時代を考える』に、「買うよりも借りよう」の方針で行くと、より身軽な感じで切り抜けて行けるのではないでしょうか。

/////////////////////////////

余談的なのですが、最近では、個人向けのパソコンのレンタル業もあります。

「個人向け」というのは、会社(法人)とかではなく、普通のお客さん向けのパソコンのレンタルもあります。
以前は、企業向けばかりにパソコンはレンタルされていたのですが。

ですから、リサイクル・パソコンを購入するか、あるいは、個人向けのレンタル・パソコンを借りるかは、各お店のリース料を見て、電卓をはじき、比較した後で、どちらかを入手した方が良いでしょう。

もっとも、レンタル・パソコンの存在を知っていれば、お使いのパソコンが故障した時に便利でしょう。
故障したパソコンを修理している間には、パソコンをレンタルして、その間、しのげば良いのです。

パソコン修理期間中にも、新たな、リサイクル・パソコンを購入しなくても良いのですから、これを覚えていても、損は無いと思います。

_3_2




                                        坂本  誠

2015年5月 7日 (木)

二千四百七十五: 大型商業施設の歴史を考える

私が時々書いている大型商業施設の話題です。
歴史的な面も考えて書いてみました。

最近の大型商業施設の構造は、一般家庭の家屋の構造に似ています。
普通の家ですね。
大型商業施設の内部が、一般家庭の「家」の作りに似てきています。

ですから、最近の大型商業施設を訪れてみると、窓が多く、施設の外部を落ち着いて眺める事が出来ます。
また、吹き抜けも多いので、建物の外部の自然光が入ります。
また、フロアーも絨毯を敷き詰めた所が多いです。
絨毯を敷き詰めていると、どことなく、暖かい感じがします。
また、所々に置かれてある椅子もふわふわした材料で作られているものが多く、人々がくつろげる環境が多くなってきているのが、現在の大型商業施設の特徴です。
--------------------------------
しかし、大型商業施設の歴史を見てみると、上に書いた特徴は、私が感じるに、大体、西暦2000年以降に作られているようです。

昔の大型商業施設は、「百貨店」と言われていました。
現在でも、「百貨店」の名称は使われますが、圧倒的に、「大型商業施設」という名称が使われるようです。

名前が「百貨店」時代だった頃の大型商業施設の作りを書いてみます。
このタイプの大型商業施設は現在でも数が多く残っていますが、オフィスに近い作りをしています。
つまり、ビルですね。
何階建てかのビルが多いです。
そして、ビルだからか、あまり窓がありません。
ですから、消費者が訪れても、あまり窓の外の景色を見ることが出来ません。
当然、自然光を取り込む作りも少なくなってきます。

また、ビルの作りだと、どうしても吹き抜けが少なくなってきます。
また、なぜか冷たい雰囲気の床の状態が多いです。
あまり、絨毯を敷き詰めているところが少ないようです。

ですから、以前のタイプの大型商業施設は、どことなく、会社のオフィスという雰囲気が強いです。
そのためからか、最近、建設される大型商業施設は、ほとんど、冒頭で書いたような「住宅」の雰囲気が強いです。
ですから、最近の大型商業施設は消費者にくつろぎを与えている感覚が強いです。
--------------------------------
誰が、最初に大型商業施設の作りを変えたのかはわかりません。

しかし、この流れも多くの人のニーズになってきていると感じます。
やはり、休日の家族連れで、ショッピングをする時には、くつろげる雰囲気のある場所に行くと思います。

以前のオフィス型の大型商業施設だと、どうも、くつろげる感覚が少ないかと感じます。
これも時代の流れだと感じます。

また、多くの人のニーズとして、ショッピングの時間には、くつろぎを求めるのが自然の感覚になってきたと思います。
ですから、大型商業施設も雰囲気が変わってきたと思います。
また、大型商業施設も場所によっては、軽く人が散歩できたり、店そのものが喫茶店のような雰囲気をしているところもあります。
--------------------------------
ですから、大型商業施設の持ち主の意向が、よくその建物の雰囲気に現れています。
大型商業施設の設計をするのは建築家です。

しかし、一般の住宅もそうですが、家の持ち主の意向が建築家に伝えられます。
大型商業施設の持ち主の「こんな家(大型商業施設)にしたい」とか「あんな家(大型商業施設)にしたい」という、大まかなイメージが建築家に伝えられます。
そして、その意向に沿って、建築家が大型商業施設の設計をします。

以前の大型商業施設は、ビル型のものが多かったので、持ち主の意向があまり伝えられなかったのではないかと感じます。
最近では、大型商業施設も一般の住宅のように、持ち主の意向が充分に反映されるような作りになってきていると感じます。

この辺りも時代の変遷と言えるでしょう。
--------------------------------
なので、最近の大型商業施設は、街の郊外に作られるようになりました。
都会の中心だと土地が無く、仕方なく、ビル型の大型商業施設になるでしょう。

私の記憶もそうですが、皆さんの記憶からしても、「最近、ビル型の大型商業施設が街の中に作られている」という光景を見た人は少ないのではないでしょうか。
中には、「ビル型の大型商業施設が街の中に作られている」という光景を見た人もいると思いますが、現在では、かなり減少していると思います。

ビル型の大型商業施設が街の中に作るとリスクが感じられます。
以下に考えられる点を列挙しますと、

1.土地代が高い。
2.土地を購入できても、少ない売り場面積となる。
3.当然、ビル型の大型商業施設となり、オフィスに近い感覚になる。
4.街の真ん中に立てるため、駐車場のスペースを作る事も必要となり、当然、顧客から駐車料金を頂かないといけなくなる。

ところが、最近の大型商業施設は郊外に作られることが多いので、上のリスクを避けている事になります。
結果、顧客がくつろいだ感覚でショッピングをしている事がわかります。
--------------------------------
そして、いったん、この方式になると、人はくつろぎやすい空間である大型商業施設に向かうようになります。
ストレスの少ない買い物ですね。
街の真ん中までも出て行かずに済む。

すると、同じ品でも、街の真ん中で売られている品の方が安くても、日頃通いなれていないので、少し値段の高い大型商業施設の内部での品の方を買うケースが生じてきます。

ですから、消費者にしても、全てが全て、安い値段のみを求めているわけではない事がわかります。

同じ商品購入にしても、「店にくつろげる雰囲気があるか」とか「店に癒しの雰囲気があるか」で、消費者は品を選んでいる事がわかります。
あるいは、「大型商業施設の景観や内装を楽しめるか」とか「店の外部の景観は楽しめるか」という趣向もあるでしょう。

結局、消費者も、「単純に安い品を手に入れるだけでいい」という考えではなく、もっと総合的に、ショッピングを楽しむようになったと言えるでしょう。
--------------------------------
また、お店にしても、スーパーマーケットとか商店街とかコンビニとか専門店と色々とあります。
私が書いたのは、大型商業施設について書いたのであって、スーパーマーケットとか商店街とかコンビニとか専門店とは違います。
それらの店では、大型商業施設とは違う感覚で、品を消費者に提供したいところもありますし、様々な店のタイプもありますので、趣向自体を一口に言えるものではありません。

例えば、大型商業施設とは違って、「安さで勝負したい」とか「豊富な品揃えで勝負したい」とか「専門的な品を消費者に提供する事により、勝負したい」とか、個々の店の意向は様々なので、とても一口に書けたものではありません。
--------------------------------
だいたい、最近では、どこも街の真ん中の方にあるお店は苦戦を強いられていると報道でも言われています。
これは、日本では、大体、同じ傾向をたどっているでしょう。

この傾向自体が、大型商業施設の郊外進出や、マイカー所有の人々が増えた結果、あまり、街の内部に出かけても、駐車場の事を気にする消費者が増えた結果、郊外の大型商業施設へと向かう消費者が増えたと考えられるでしょう。
--------------------------------
いずれにしても、時代の変遷と共に、ショッピングを楽しむ消費者の傾向が上に書いたように、変化があったと書けそうです。

私にしては、ショッピングの話題を書くのは珍しい事ですが、要するに、一言で書けば、時代の流れと共に、消費者のショッピングの際にも、よりいっそうの癒しとかくつろぎの感覚を求めてのショッピングが増えた、と言えそうです。

もっとも、人々の求める所が変われば、上記のような大型商業施設の作りも変わるでしょう。

例えば、多くの人々が美術や芸術を愛するようになれば、当然、美術館のようなスタイルをした大型商業施設が現れると思います。
時代の流れと共に、人々の趣向も変わりますので、美術館スタイルの大型商業施設が現れる可能性も将来的にはあるでしょう。

しかし、最近のトレンドの方向性として、多くの人々が癒しとかくつろぎを求める方向性は、あまり変わらないと私は感じます。
ですから、今後、しばらくの間は、大型商業施設の作りは「より家庭的な」とか、アット・ホーム的な雰囲気を持った大型商業施設が郊外に作られていくのではないかと感じます。
--------------------------------
ですから、一昔前だと、「街の中心部が一番素晴らしいのだ」という考えがあったのですが、もう一概に言えないと感じます。

上にも書いたように、今後しばらくの間は、商業的な事は分散的な雰囲気が続くような気がします。

 

                                        坂本  誠

Powered by Six Apart
フォトアルバム