芸術 Feed

2017年8月30日 (水)

三千百六十八: 音楽の実体を考えて

こんばんわ。

散文詩と呼ばれる形式で、私の高校時代に作った『耳の目』という、以下の詩があります。

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            耳の目

  音楽家は「耳の目」を持っている。
  それを使って、音を、音像を見る。
  「音」という見えざるエネルギーの形、音の景色を彼等は楽譜に描写する。
  すなわち、彼等が作曲する時、それは音を描いているのである。

 

                            坂本 誠
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最近の自分の記事である『三千百五十二:音楽家の描写』と同系列のものですね。

詩の世界は、音楽の世界とシンクロしていると言われています。

P9130161


言い換えれば、「詩の世界と音楽の世界は近い所にある」と言えるでしょう。

詩の世界でも「リフレイン(繰り返し)」と言って、リフレインを多用して、音楽的な詩も作られています。

私も、たいそう、音楽が好きで、カラオケを楽しんだりします。

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また、音楽を聞いていて、想像するのは(ちょっと良い表現が見つからないので、以下のような表現をしますが)、霊的世界です。

私達は肉眼を使って、「音」というものを見ることができません。

しかし、音は確かに実在します。

そして、音だけならば、誰も、感動することはありません。

しかし、音楽家が自分の感情や意志に沿って、音を一つずつ、組み合わせて、川の流れのようにしたものが音楽です。

ですから、音楽というものも無数に存在します。

しかし、誰もが音楽の実在を把握できますが、誰もが、音楽の存在を目にすることは出来ないし、また、触れることも出来ません。

もちろん、音楽というものは透明だからですが、音楽自体の存在が得体のしれない、幽霊に似ていることに気が付きます。

音楽とは目にも見えない川の流れのような存在ですが、その音楽には、必ず、作曲者の心とか、感情とか、意思が乗っているのを、誰もが確認出来るからです。

その眼には見えない音楽の存在が、作曲者の感情を私達に運びますが、その音楽に触れようとしても、手は素通りするのみであり、しかも、その掴むことの決して出来ない音楽の存在は、厳として明らかに存在し、かつ、多彩な感情やエネルギーを周囲に放出しているからです。

そして、日々、音楽は私達に多大な影響を与え続けています。

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もし、全く音楽の存在しないという世界があると仮定して、その世界の住人が、私達の世界に訪れて、音楽を初めて聞いたのならば、「霊的世界との接触とは、こんなものか」と、彼は言うのではないでしょうか。

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音楽の世界が霊的な世界を表現しているのならば、その音楽を私達は聞いていますから、「私達の世界である物質世界は、音楽という名の霊的世界とダブっている」と言えるでしょう。

時々、私達の社会でも、「霊魂とのコンタクトがあった」という話が流れます。

P9110154

 

そのような状況を、私達が思い浮かべるためには、上記のような話を思い浮かべるのも良いことかと思います。

なぜならば、音楽という名の、目には見えない一つのエネルギーと接している時間が、その霊魂とのコンタクトに似ているからです。

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私達の社会に、ありふれていて、日頃は不思議とも感じられていない音楽の実体についてを考えてみましたが、このように、音楽そのものの実体の不思議について、考えを巡らせてみるのも、有意義なことだと思います。


                                       坂本 誠

2017年4月10日 (月)

三千百四: 私の絵の感想やコメント_No.5

三千九十八:私の絵の感想やコメント_No.4』の続きです。

今回のサブ・タイトルも『不思議な絵編_No.3』としておきます。

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初音ミク「Dance!」

Dance_3

この絵は、初音ミクの音楽に傾倒していた時に描いたものです。
今でも、よく聞きますが。

初音ミクがダンスをしているわけですが、そのダンスの雰囲気を現す物体として、リング状のものを描いています。

最近はパソコンで絵を描く方も多くなりました。
しかし、パソコンで絵を描く際のコンピューター・グラフィックスをソフトを使いこなして、綺麗な人物画を描けるようになるまでは、ある程度、そのソフトを使いこなせないと、綺麗な人物画を描けないことが知られています。

この辺りは、パソコンの筆ではない、普通の筆でキャンパスに絵を描くのと同じように、パソコン上で、CGソフトを使いこなせるようになるまで、作者は努力しないといけないです。

私が描いたリング状の物体のような幾何学模様ならば、比較的、パソコン上でも描きやすいものです。

ただし、人物画とか、犬とか猫のような生き物、あるいは、現実に私達の目で見慣れている自然の物体をリアルに描けるようになるまでは、絵を描く人が、パソコン上の筆に慣れないとリアルに描けません。

私も時間があれば、パソコンのディスプレイ上のバーチャルな筆に慣れてみたいと思います。

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あと、この絵で気に入っている部分としては、全体的に絵の構図が斜めになっているところです。

個人的に「斜めの持つ美しさ」を出せたと思います。

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祈り

_3

この絵は手描きの作品です。

私なりに、祈りの持つ雰囲気を出してみました。

手の先から光が出ています。

しかし、その光は、渦を描くように放出されています。

私が感じていたのですが、光を表現した多くの作品は、そのほとんど全ては、光を直線で表現していると記憶しています。

ですから、私は思いました。
「光が曲がっても面白いじゃないか」
と。

このアイデアから、「曲線を描く光」というものを描くようになりました。

そのアイデアも気に入っています。

現実に、「光が曲がる」という現象は、自然界に、わずかに現れます。

それは、巨大な天体の持つ重力によって、その側を通過する光が曲がることが知られています。

実際に、私達がほとんど肉眼で見ることが出来ませんが、太陽とか、銀河系の側を通過する光は、太陽や銀河系の質量は大変に重いので、その重力によって、発生する「重力レンズ」と呼ばれる現象によって、光も曲がることが知られています。

しかし、私達が現実の生活上で、肉眼によって、「光が曲がる」という現象を確認することは出来ていないでしょう。

その状況を想像してみて、「曲がる光」をモチーフにした絵を描いてみるようになりました。

この絵もデザイン的に気に入っています。

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echo

Echo

この絵は、パソコンで描いています。

自由気ままに、パソコンのグラフィックス・ソフトを動かしていて、出来上がったものです。

この手の絵をパソコンで描いていくのは、超現実的な雰囲気が漂うのに気が付きます。

20世紀のヨーロッパで、「超現実主義(シュルレアリズム)」というジャンルの絵画が生まれました。

そのジャンルの画家の方々が、現代のパソコンを使用すれば、この絵のような、かなり超現実的な絵が描けるのではないかと思います。

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20110620125643

この絵は、『三千九十九:人の色覚と私達の世界を考えて_No.2』にも、イラストとして出しました。

上記のエッセイが、色覚を扱った内容なので、イラストとして挿入しました。

ある日、「このような目があっても、何か面白いものを感じるではないか」というのが、アイデアの基本でした。

「目で一つ目」となりますと、どことなく、イルミナティ達が採用している「ピラミッドの上部に描かれている一つ目」を連想する方々もおられるかと思います。

しかし、この作品を描いたのは、私がイルミナティの存在を知る以前に描いたものです。

ですから、偶然の一致で、「一つの目」を描いてしまったわけですが、読者の方々は、「上記のような理由があるのだ」と知って、どうか深く悩まないで下さい。

目を描いた、過去の様々な絵画作品でも、全てが全て、イルミナティ達の使用している『ピラミッドの一つ目』を意識して描いておらず、偶然にも、「一つの目を描いた」という作品もあるかと思います。

なので、「目」を強調した全ての絵画作品を見て、それらの全ての絵画をイルミナティの『ピラミッドの一つ目』の絵と結びつけない方が良いと思います。

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_2

この作品は、「音が私達の目に見えたとするならば、どのように見えるだろうか?」という疑問から生まれました。

私の想像ですが、音を視覚的に描いてみたつもりです。

描いている内に感じていたのですが、なんとなく、秋の青空を思い浮かべていました。

秋に現れる高い青空に流れる雲が、なんとなく、一つ一つ音を連想させないでもないです。

また、この絵を見て、なんとなく「一つの交響曲」を感じます。
一つ一つの「音」が一斉に一列に並んでいるからでしょうか。

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喜び

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この絵は手描き作品です。

もちろん、私の描く時の方法は、今までと、あまり変わりがありません。

この時も、「喜びというものを視覚的に表現すると、どのように描けるだろうか?」という疑問の答えが、この絵となりました。

手描きの方が、このような、アナログ的な暖かい雰囲気を出せたかもしれません。

そして、右側から手が差し出されています。
この手は、「自分の感じた『喜び』を、差し出している」という光景をイメージしたので、そのように、右方から、手が差し出されています。

また、花束を差し出す雰囲気にも似ていると思います。
ですから、読者の方々もテレビの画面などで、花束が差し出されるシーンを見たことがあると思います。

そして、その花束を差し出した人物と、差し出された人物が笑顔を浮かべている光景を、多く目にしたことがあると思います。

ですから、「花束」と「喜び」という二つのものは、うまく、心の中でマッチするのではないでしょうか。

そのような雰囲気が、この絵には出ていると思います。

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シンセサイザー

_no3

この絵も変わっていると思います。

YMO等のテクノポップの好きな私が、シンセサイザーを見て、「シンセサイザーの音を、視覚的に表現されたら、どうなるだろうか」という思いから、この絵が描かれています。

この絵のオリジナルも、小学生の頃に描いています。
それのリメイク版です。

シンセサイザーから音が出ているでしょうが、実際に描き終わった後では、シンセサイザーから離れた遠くの場所に音源(光源)が存在しており、その音源(光源)から音楽(光)が放出されていて、その音楽(光)をシンセサイザーが浴びて、そのシンセサイザーが音楽(光)を表現している、という雰囲気になりました。

「遠くの場所」というのは、霊感の源泉と言われている「イデア」という世界を現しています。

ですから、中央上部に描かれている幾つかの円の部分が「イデアの世界」とも言えるかもしれません。

「そのイデアの世界から音と光が漏れ出て来ている」という雰囲気です。

この作品も、「光が曲がったり、音が曲がったりすれば、面白いだろう」という思いが、この絵に現れています。


(以下、過去記事、関連記事、及び、参考文献)
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『三千九十八:私の絵の感想やコメント_No.4』
『不思議な絵編_No.2』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2017/03/_no4-98fd.html

_5



『三千四十八:私の絵の感想やコメント_No.3』
『不思議な絵編』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2017/01/_no3-d1c9.html

_2_2



『三千四十二:私の絵の感想やコメント_No.2』
『惑星編』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2016/12/_no2-0f33.html

Two_moons_ver2



『三千三十九:私の絵の感想やコメント』
『透明人間の子供達編』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2016/12/post-5d98.html

The_children_in_spring



                                        坂本  誠

2017年3月23日 (木)

三千九十八: 私の絵の感想やコメント_No.4

三千四十八:私の絵の感想やコメント_No.3』の続きです。

前回のサブタイトルは『不思議な絵編』でしたから、今回は、『不思議な絵編_No.2』としておきます。

私が描く絵は、イメージで描いていますから、「不思議な絵」となるのが当然なのかもしれませんね。

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●初音ミク「ノヴァ」

_5

この絵のアイデアが浮かんだのは、私が街の通りを歩いている時でした。
「ノヴァ」というのは、超新星という意味です。

恒星が爆発する瞬間、物凄く明るく輝くのですが、その状態を、超新星と名付けられています。
ですから、一つの恒星系の終了時点が「ノヴァ」なのですが、私は「ノヴァ」に一つの始まりを感じます。

一つの恒星系の終了して、その宇宙の宙域に、大量の元素がばらまかれます。
その大量の元素が再び、集まって、長い長い時を経て、再び、一つの恒星系が作られると言われています。

ですから、私はノヴァに始まりを感じます。

爆発の光景だけだと寂しい気もするので、初音ミクが背景にあります。

しかし、爆発の光景で光が散らばるイメージは、パソコンで描きました。
パソコン使用だと、こんな感じに仕上がるのが良い点ですね。

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●Big Bang

Big_ban_2

「Big Bang(ビッグ・バン)」とは、大宇宙の始まりの大爆発の事です。

左上の赤い部分が、なんとなく、ビッグ・バンの中心を意味しています。
そこから、様々な物質が分かれているのをイメージしています。

様々な物質が分かれてはいるのですが、「全ての物質につながりが残されていますように」というような願いを込めて、物質が糸みたいなものでつながれている、というわけです。

      ビッグ・バン

  真っ暗で 広大な闇の中
  一つの思いが 静かに述べられる。

  一つの爆発。

  全ての光と 全ての色と 全ての音楽と
  全ての物質と 全てのエネルギーの爆発。

  全てのものが
  同時に奏でられる シンフォニー。
  太初のオーケストラ。

  闇に打ち上げられた
  一つの 愛の花火が
  オーケストラとなり、広がっている。

  色が楽器であり、楽器がエネルギーであり、
  エネルギーが色となる。

  それら全てのものが
  一つの唄を 歌った ビッグ・バン。

  全ての
  色と物質とエネルギーと光の手が
  取り合って、
  一つのダンスを踊り続けている。

  ビッグ・バンが
  そのまま
  今も続いている。

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●銀河系

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絵では、ちょっとわかりにくいのですが、中心部分に、銀河系の姿である、黄色い渦巻き模様があります。
大量の星の輝きで、銀河系は輝いていますから、黄色い渦巻き模様を描いています。

「どうして、人間の男性の姿らしきものがあるのですか?」と質問されそうです。

これは、「銀河系を擬人化したら、どんな感じになるだろう?」と考えた結果が、この男性のような姿となりました。

あとは描いていて、感じていたものを絵の中に描きこんでいました。

      銀河系

  巨大な 光の渦が 浮かんでいる。
  様々な色の光が 静かに 明滅している。

  光が音になっている。
  様々な 色の違いが
  様々な 音の違いになっている。

  巨大な 光の渦が
  そのまま 大きな交響楽になっている。

  大きな暗闇の中で。

_2

 

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●タイムトンネル

Photo

「タイムトンネル」というものは、時間を超えたタイム・トラベル等で、そのようなトンネルを使えば、未来の時間に行ったり、過去の時間に行ったりすることが出来る、と言われているものです。

「そのようなタイム・トンネルがあればいいなあ」と思いながら、その絵を描いてみました。

ですから、もし、タイム・トンネルというものが世にあれば、こんな雰囲気のするトンネルかもしれませんね。

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●大天使ミカエル

Photo_2

この絵は、小学校の4年生か5年生の頃に描いた作品です。
それを再び、描いたものですね。

私の小学校では、クラブ活動というものが、正規の授業時間に組まれていました。
1週間に1回だったでしょうか。

そのクラブ活動の名前は忘れたのですが、普通の学校に存在するクラブ活動名としては、「美術部」と言えるでしょうか。

その時に描いた作品でした。

そして、この絵の一番最初のタイトルは「大天使ガブリエル」でした。

そして、時間が経って、描き直す際に、「大天使ミカエルの方が良いかな」と思いましたので、改題しました。

ですから、今でも、この作品を「大天使ガブリエル」にしても良いかと思います。

そして、小学校の時に、この絵の原型を思いつき、それを描いたのですが、どうして、このデザインで、「大天使ガブリエル」になったのかまでは思い出せません。

ただの直感で描いた記憶が残っています。

また、天使の名前ですが、私がこの絵を描く前に、従兄弟の家に泊まった時に、そこに子供向けの聖書があって、それを読んで、天使の名前とか、天使の役割を最初に記憶しました。

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●三角形のための美しさ

Photo_3

この絵を描く前に考えていた事は、「三角形だけを使って、美しいデザインを出せないだろうか」と考えていました。

そして、それを表現したのが、この作品です。

このようなアイデアから、一つの絵を描いてみるのも、面白い事かと思います。


(以下、上記記事を読みながら思い出していた過去記事、関連記事、及び、参考文献)
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『三千四十八:私の絵の感想やコメント_No.3』
『不思議な絵編』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2017/01/_no3-d1c9.html

_3

『三千四十二:私の絵の感想やコメント_No.2』
『惑星編』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2016/12/_no2-0f33.html

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『三千三十九:私の絵の感想やコメント』
『透明人間の子供達編』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2016/12/post-5d98.html

Children_in_june

                                        坂本  誠

2017年1月 1日 (日)

三千四十八: 私の絵の感想やコメント_No.3

           2017年1月1日

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。

三千四十二:私の絵の感想やコメント_No.2』の続きです。
この段落では、私の絵の中でも不思議な雰囲気のあるものを紹介してみようと思います。
題して『不思議な絵編』とします。
今回は、制作年代順ではありません。

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一枚目の絵は『自由』と言います。

_3

これは、パソコンを使って描きましたので、比較的、近年になってからです。
「自由」と言いますと、「自由に羽ばたく鳥」というイメージがありますので、鳥のイメージがベースとなっています。
そして、「自由が訪れるように」という願いも込めまして、鳥と、その上方に地球を描き込んでいるつもりです。

今年の干支である「酉年」の紹介にもふさわしいですね。

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二枚目の絵は『翼』と言います。

Photo_2

この絵も、パソコンを使って描きましたので、比較的、近年になってからです。
やはり、自由を意識して描いていました。

私は鳥が好きですからね。

『翼』を強調したかったので、翼以外のデザインは、省略しています。
こちらの方が、「翼」というイメージを見る人が感じやすくもなりますので。

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三枚目の絵は『光の中に入る女神』と言います。

_

この絵は、まだ、パソコンを持っていない時に描いたものですから、もう、かなり以前の作品です。
私の学生時代に描きました。

P1010186

 

このようなソフトな作品も大切ですね。

純粋に美しい女性を、精密描写で描いてみたかったので。

 

 

 

 

  

 

 

 

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四枚目の絵は『10の目を持つ天使』と言います。

P1010175

この絵の原型は、古いですね。
確か、これも小学校時代に、オリジナルのイメージが浮かんでいました。

それを「成年になって、ノートの上に再び描いた」という記憶があります。
ですから、この絵は、ノートの紙の上に描かれています。

「天使」ですから、翼を持っているのですが、その翼を独特のイメージに仕上げる事が出来たと思っています。

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五枚目の絵は『太陽』と言います。

P1010174

この絵の原型も小学生時代のものです。
そして、後年になって、「小学生時代のオリジナルが紛失している」ということで、記憶をたどりながら、描き直しました。

文字通り、太陽のイメージを描き出しています。
当然、この頃には、パソコンを持っていなかったので、このような絵を描いていました。

三千四十二:私の絵の感想やコメント_No.2』で『惑星編』と呼べるものを紹介しました。
パソコンで描いた惑星のイメージの雰囲気は既に、この頃に出来上がっていたことになります。

私が子供時代に好きな絵画の雰囲気は、「印象派」とか「シュール・リアリズム」というジャンルの絵画でした。
「シュール・リアリズム」の中でも、ジョルジョ・デ・キリコとかルネ・マグリットとかサルヴァドール・ダリの絵が特に好きでした。
カンディンスキーの絵も好きですね。

ですから、自分の絵の好みの影響が出ていると、感じられると思います。

やはり、総じて言えることは、「一旦、目をつぶり、目に見えているものを、見ないことにより、それらのイメージを視覚化する」という感じが強いと思います。

実際、私が描いている絵は、そのような類のものが多いと感じます。

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六枚目の絵は『花』と言います。

_2_2

パソコンを使って描いています。
この絵、『花』もそうですが、読者の方から見ても、「これは花だろう」と感じると思います。

私の方でも、「花」を念頭に置いて、描くのですが、イメージ中心ですから、この絵のように、幾つかの楕円形で組み合わされた花を描いています。

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七枚目の絵は『輝き』と言います。

_2_3

この『輝き』の原型は、実は、先ほど紹介した絵画『太陽』です。
まだ、手描きの頃は、パソコンも無かったので、自由に楕円形を描くのが難しく、また、彩色するのが難しくもありました。
ですから、絵に定規を用いていたので、直線的なイメージのものが多かったのです。

しかし、パソコンだと、グラフィック・ツールによって、きめ細かい楕円形や曲線が描けるし、また、彩色も光り輝く雰囲気を持たせる事ができるので、重宝します。

ですから、この『輝き』が、曲線系での『太陽』とも言えるでしょうか。

また、『太陽』は、正面から見た雰囲気がありますが、この絵画『輝き』だと、光の放つ一点を横から見たかのような雰囲気を持たせています。

「光が、どこかに逃げ去っている」というか、流星のような雰囲気がありますので、気に入っています。

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八枚目の絵は『光』と言います。

_3

この作品は、デジタルとアナログの組み合わせです。
自分の左手を鉛筆でデッサンして、光に相当する部分をパソコンで描きました。

このように、アナログ作品とデジタル作品をコラボしてみるのも、現代絵画の面白さの一つであると感じます。

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また、いつか、他の絵に関しても、同じようなコメントを付けてみたいと思います。


(以下、過去記事、関連記事、及び、参考文献)
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『三千四十二:私の絵の感想やコメント_No.2』
『惑星編』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2016/12/_no2-0f33.html

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『三千三十九:私の絵の感想やコメント』
『透明人間の子供達編』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2016/12/post-5d98.html

P1010184



                                        坂本  誠

2016年12月21日 (水)

三千四十二: 私の絵の感想やコメント_No.2

こんばんわ。

三千三十九:私の絵の感想やコメント』の2段目です。

今日は、『惑星編』と呼べるものを紹介します。
大体、年代順に紹介した方が良いかと思うので、そのように配列しています。

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一枚目の絵は『月』です。

_3

このシリーズで最初のものです。
しかも、見てわかるように、パソコンを使って描いています。

私は、実際の絵の具を使って、彩色するのが苦手な方でした。
その点、パソコンを使っての彩色は、手軽で、美しい仕上がりになります。
ただし、長時間ディスプレイを見続けるので、その点は注意が必要でしょう。
しかし、パソコンのディスプレイも絵を描く人にとっては、新しいキャンバスとなったことは否めません。

この絵を描いている時は、月の放つ光線にアイデアを出しました。
夜の月が、その光を海に投げているのですが、このような光の放ち方を思いついたので、それを描きました。

普通の光ではなく、「月を人に見立てると、どのような光を放つだろうか」という観点から描きました。

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二枚目の絵は『月の川』です。

_2

月を人に見立てて(擬人化)、描く手法が進みました。
まず、月を女性に見立てています。
月から光が出ているのですが、その光を、女性の衣服のように仕上げました。
ですから、月の白い光が、女性の衣服のような感じになっています。

そして、月から出る光に、オレンジ色とか緑とか青の楕円形とかがありますが、これなども、女性の髪飾りのような雰囲気に仕立てています。

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三枚目の絵は『地球』です。

_2_2

日の出と同じように、月が海から上がる時もあると思います。
それと同じように、地球が海から上がるような雰囲気をイメージして描きました。

青い地球の内部の様々な色の楕円形は、地球上に住む様々な生物の象徴です。

これだけでは面白くないと思ったので、何かの勲章に似たようなものがあったほうが良いと思いました。
ですから、「無限大∞」を意識したような、楕円形を6つ重ねて、地球の中心に飾っています。
これで、より美しくなったと感じました。

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四枚目の絵は『Blue Moon』です。

Blue_moon_no4

この絵は、『月の川』の姉妹編です。

ただし、大きな違いとしては、「青い月が存在してもいいかもしれない」という想いから、青い月を描いてみました。

そして、『月の川』を描いた時には、月の光を主に衣装に見立てて描いたのですが、今回は、さらに発展しました。
月の光が月を飾る衣装にもなっているのですが、同時に、月の足のイメージをも兼ねています。

ですから、2、3本の月の光が、より長く下に延びており、それが月の女性の足のイメージとなっています。

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五枚目の絵は『宇宙の日の出』です。

_3_2

この絵のイメージの原型としては、「海から上る太陽」、つまり「日の出」です。

ちょうど、海に相当する部分が銀河系をイメージしています。
そして、そこから、太陽が昇っている感じです。

「日の出」をもイメージしましたが、描いている時は、「銀河系から恒星が生まれ出るところ」をイメージしていました。

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六枚目の絵は『ダイアモンド』です。

_2_3

この絵は、『地球』の姉妹編です。

そして、背景には、『宇宙の日の出』で使用した、銀河系を描いています。
これもまた、「地球が海から上がるようなイメージ」と言えるでしょうか。
ただし、同時に、「銀河系から地球が生まれ出るところ」をも、イメージしていました。

『地球』と違う点の一つとしては、何かの勲章をイメージした「無限大∞」を意識したような、楕円形を6つを配置しておらず、六角形で地球を囲んでいます。

この六角形がありますので、タイトル名を『ダイアモンド』としました。

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七枚目の絵は『Two Moons』です。

Two_moons_no2

「二つの月」という意味です。

私達が夜空に見かける月は、ただ一つですが、「夜空に二つの月があっても面白いだろう」と思い、描きました。

これも擬人化されていますが、左上方にある黄色い月が女性をイメージしています。
そして、右下方にある月は、男性側をイメージしています。

黄色い月は女性をイメージしていますから、月の光が女性の髪のように変化しています。
また、青い月は男性側をイメージしていますから、月の光が、下から支えるような「男性の腕」として、月の光をイメージしています。

そして、男女二人の月を描くような感じですから、出会いがあるように、キスをするかのような感じで、二つの月が近づいています。

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八枚目の絵は『月と地球』です。

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地球側の絵は、もちろん、既に作品『地球』で描いたデザインを使っています。

今回の月は、三日月をしています。
月から放出されている光を白色だけでなく、赤や緑も使っています。
三日月の形を除けば、より、女性らしくなったかもしれません。

そして、月が地球の周囲を回っています。
その月の公転軌道の最内奥に、太陽があるつもりです。

月の公転軌道の内側が青紫に染まっているのが良いかもしれません。
その外側は黒色ですから、当然、宇宙を意味しています。

様々な星をイメージしている、小さな楕円形が月の公転軌道につながっているのですが、なんとなく、風船とか胎児とつながっている「臍の緒(へそのお)」をイメージしていました。

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また、いつか、他の絵に関しても、同じようなコメントを付けてみたいと思います。


                                        坂本  誠

2016年12月16日 (金)

三千三十九: 私の絵の感想やコメント

こんばんわ。

私の絵をご紹介している段落では、全く、その作品について、何も感想を書かずに出していました。
珍しく、自分の絵に、描いた時の感想やコメントを付けてみようと思います。

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一枚目の絵は『6月の子供達』と言います。

Pc160173

写真を拡大したい方は、そのまま、ダブルクリックすると、拡大します。

この絵を描いたのは、小学校5年生だったと記憶しています。
昔から絵を描くのが好きでした。

小学校でしたから、自由なアイデアを得る機会が多かったのではないでしょうか。
ある日、「子供達が透明人間の姿で出てきたら、面白いのではないだろうか」と、アイデアが出たので、それを絵にしました。
まあ、これは、後で、紹介する『4月の子供達』の続編です。

梅雨の季節で、空から雨だれが落ちてきているのですが、その雨だれが、トランプのハートだったり、スペードだったりしているのも、ちょっとした思い付きでした。
また、トランプのデザインだけでなく、音符も雨だれの代わりに降って来ているのも面白いアイデアでした。
また、雨だれの軌跡が、途中で、折れ曲がっているのも、良い思い付きだったと記憶しています。

絵画中の子供達の感情をハートで表したり、あるいは、そのハートが壊れていく様子で表現したのも、楽しかったと思っています。

やはり、描いていて楽しかったです。

小学校の時に描いたオリジナルは、かなり昔に紛失していましたので、自分で思い出せる範囲で、大人になって、描いたものです。

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二枚目の絵は『4月の子供達』と言います。

Pc160175

透明人間の子供達の最初のシリーズがこれです。

春の夜ですね。
その春の夜に、透明人間の子供達がいます。

当時のことを詳しく思い出せないのですが、バックに音楽が流れている雰囲気が欲しかったので、空に音符が漂っているのではないでしょうか。
その空中の音符が、『6月の子供達』では、雨だれが音符になったのではないでしょうか。
かなり昔のことですので、自分でもなかなか思い出せません。

この作品も、オリジナルは、かなり昔に紛失していましたので、自分で思い出せる範囲で、大人になって、描いたものです。

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三枚目の絵は『空の子供達』と言います。

Children_in_the_sky

これは大人になって描きました。

久しぶりに絵を描いてみたくなったので、小学校の時に描いた透明人間の少年少女を再び描きました。
しかし、絵のアイデアは、大人になって考えたものです。

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四枚目の絵は『船出』と言います。

Pc160178

これも同系列の作品ですが、やはり、絵のアイデアは大人になって浮かんだものです。

「地面の上を、流れる船もあって良いだろう」という思い付きでした。
帆を使って、船が風にも流されるのですが、同時に、ロボットとして取り付けられた足もあり、その足でも動く船です。
その船上に、透明人間の子供達がいます。

今度は、空の中に音符だけではなく、魚も浮かんでいます。
タツノオトシゴも入れています。

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五枚目の絵は『I Love You』と言います。

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これも、アイデアは、大人になって出来たものです。
夜に、海の上に魚が出てきて、透明人間の子供達が、その魚の上に乗っている、というものです。

透明人間の子供達の上に、大きなハートを描きました。
実は、見えにくいのですが、その大きなハートの上に、猫が二匹います。

見えにくかったので、加筆する時があったら、くっきりと見えるようにしたいと思っています。

その他、夜空の星も、音符だけでなく、自分でもわからない不思議なオブジェクトを入れてみました。
それらの不思議なオブジェクトは、全て、星のつもりです。

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六枚目の絵は『I Love You_2』と言います。

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五枚目の絵のセカンド・バージョンです。

大きなハートが、宇宙空間に浮かぶ地球を取り巻いています。
透明人間の子供達が、そのハートの内側を歩いています。

さらに、大きなハートの内側に、文字(文章)を挿入しています。
その文字(文章)は、「I Love You」です。

その他にも、幾つかの文字が見えます。
これらは、英語の「I Love You」をコンピューターの自動翻訳のソフトで、ドイツ語、ロシア語、中国語、アラビヤ語(あと、もう一つは、フランス語だったかと記憶しています)に自動翻訳したものです。

今回も、夜空の星を、自分でもわからない不思議なオブジェクトとして描きました。

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私の描いた絵を出した時は、いつも全く説明の無いものでしたが、このようにまとめて出した時には、かえって、自分なりのコメントがあった方が良いように感じました。

また、いつか、他の絵に関しても、同じようなコメントを付けてみたいと思います。


                                        坂本  誠

2016年10月 4日 (火)

三千二: 翼

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        『翼』 坂本 誠 作


                                        坂本  誠

2016年9月16日 (金)

二千九百九十二: 月と地球

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        『月と地球』 坂本 誠 作


                                        坂本  誠

2016年7月18日 (月)

二千九百五十: ゆく人の流れ(再掲載)

ちょっと、思い出す事がありまして、旧ブログ中の『三十四:ゆく人の流れ』を再掲載してみることにしました。

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三十四: ゆく人の流れ

ゆく人の流れは絶えずして、しかももとの人にあらず。
淀みに浮ぶ苦しみと喜びは、一枚の紙の裏表のごとく、また、淀みに浮ぶ悲しみと怒りは、一つの心のごとく、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。

世の中にある一切の相(そう)と宇宙(そら)と地球(ほし)と流れ(うん)は、またかくのごとし。

ゆえに、この小さき星の上において、心中に往来する全てのものを、日くらし、ディスプレイにむかひて、心の移りゆくよしなし事を、そこはかとなくPC筆で書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ、、、、、、

なれど、ある人々においては、この地球(ほし)の上における暮らし、いと、をかし!?
ゆえに、勇む心を忘れず、かつ、大和の心を忘れず、そこはかとなく、いと、いみじ、かりけれ、、、、、、、、、、、。
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                                        坂本  誠

2016年3月18日 (金)

二千八百六十五:   自由

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    『自由』 坂本 誠 作


                                        坂本  誠

2015年12月29日 (火)

二千七百九十六: 『ノヴァ』製作後、後日談

こんばんわ。

私にとっては、珍しい作品製作後の後日談です。
二千七百九十五:ノヴァ』という絵を掲載したのですが、これについての後日談です。
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私は人物画を描く時には、あまり目を見開いた人物を描いてきませんでした。
「目は心を表す窓である」とも言われていますので、今までは、目をつぶった人物画が多かったです。
目をつぶった絵でも、その絵の主人公の正確を表せたと思っていましたので。

しかし、この『ノヴァ』では、人物画で目を開いている絵を描こうと思いました。
あまり、目をつぶってばかりの人物画だと面白くないので。

初音ミクを描いていたのですが、このキャラクターの瞳が大きいのに気がつきました。
正確には、「瞳(ひとみ)」ではなく「虹彩(こうさい)」と呼ばれる部分です。
人間だと、白目の部分ではない箇所です。
欧米人だと「青い瞳の少女」とか言われていますが、この意味での「瞳」です。
人間の目だと白目の部分の内側に「虹彩」の部分があって、この部分が人種によって色が違っている場合があります。
この「虹彩」の中心に「瞳孔」があります。
この「瞳孔」を狭い意味での「瞳」と呼んでいます。
この「瞳孔」の部分は、眼球に作られた穴ですので、人種を問わず、黒色をしています。
日本人だと、「虹彩」の部分も、「瞳孔」の部分も、黒色の人が多いので、あまり目の色については言われません。

ちょっと話が飛びましたが、初音ミクを描いていて、初音ミクは非常に「虹彩」の部分が大きい事に気がつきました。
つまり、白目の部分がほとんど無いのです。
つまり、キャラクター・デザイン的に表現したら、「瞳の大きな少女」となるでしょうか。

で、一旦、描き終えた後、あまりにも虹彩の部分が大きく感じたので、生身の人間のように、虹彩を小さくして、白目が見えるようにしました。
しかし、気になって、色々な初音ミクのビデオを見てみると、一様に、虹彩が大きく描かれているのに気がつきました。
この辺が、生身の人間の特徴と、キャラクター・デザイン上の人間の特徴の違いだと感じました。

ですから、最初描いていた初音ミクの虹彩は大きなものでした。
ちょっと表現してみるならば、「グレイ」という宇宙人がいます。
私のブログでも、取り上げた過去記事がありますので、読まれたい方は『三百九十二:グレイについて』あるいは『六百五十二:グレイについて_No.2』を参照してください。
時々、TVCMでも、グレイのキャラクターが出てくるので、多くの人も知っているかと思うのですが、「グレイ」の目は白目の部分がありません。

あまりにも私の方で、「目の大きな女性」を意識して描いていたら、最初、描いた初音ミクの目が大きくなってしまい、何となく「グレイ」っぽく感じたのです。
ですから、描き直したわけですが、コピーして残しておいた最初の『ノヴァ』を見ても、「悪くないかもしれないし、なんとなく、こちらの方も良い」と思いましたので、下に、その最初描いた『ノヴァ』も掲載しておきます。

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この「一番最初に描いた『ノヴァ』も掲載しておきたいな」と思いましたので、このような後日談を書いています。

次回作の機会があるならば、もうちょっと、より良い初音ミクの目を描いてみたいと思っています。
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あと、もう一件の話題をこの後日談に書いておきたいと思います。

知っておられる方も多いとは思うのですが、知らない方のためにも書いておきます。
初音ミクの著作権についてです。
最初に書いておきますが、この「初音ミク」のキャラクター・デザイン(図案)については、その製作者がその著作権を放棄したのです。
「放棄」という言い方は良くないかも知れないので、言い方を変えたら「著作権フリー」という言い方が良いかもしれません。

「初音ミク」を製作したのは、北海道札幌市にある「クリプトン・フューチャー・メディア」という会社です。
この「クリプトン・フューチャー・メディア」が、3DCGソフトウェアとして、『初音ミク』を作り上げました。
この3DCGソフトウェアを売り出す当初から、「『初音ミク』のキャラクター・デザイン(図案)は著作権フリーにしよう」という方針があったようです。

ただし、「初音ミク」のキャラクター・デザイン(図案)は著作権フリーなのですが、「初音ミク」のキャラクター・デザインをディスプレイ上で動かす3DCGソフトウェアは、ちゃんと著作権が付いており、また、同社の商品です。

ですから、どういうことなのかと言うと、「初音ミク」の絵は著作権フリーですから、「誰の絵でもない」という感じになるので、多くの人が初音ミクの絵を描いたりしています。
しかし、会社としては、初音ミクをコンピューターのディスプレイ上で動かすソフトウェアのみを販売したかったので、このソフトウェア商品については、著作権があり、また、商品とされているのです。

なので、同社としては、「販売したかったのは、あくまで、うちの社の作ったソフトウェアです。ですから、初音ミクの動画作品を作りたい人は、うちの社のソフトウェアを買って下さい」という構成です。

製作者の死後50年以上経てば、どんな人の作品でも、その著作権が切れるようになっています。
ですから、初音ミクのキャラクター・デザイン(図案)は、言ってみれば、そのような状態なのです。
また、初音ミクのキャラクター・デザイン(図案)の二次使用は、商用・非商用を問わず、広く認められています。

なので、最近では、画集とかイラスト集とかでも、初音ミクの絵を見る機会が増えていると思います。
ですから、「自分の描きたい絵の中に女性を1人描き込みたいのだけど、ふさわしい人がいないから、初音ミクを描きこみたい」と思って、絵を描いても良い事になります。

しかし、「公序良俗の違反が無い程度に、初音ミクを使用してもらいたい」という同社の呼びかけはあっています。

「自分のブログなどに、初音ミクを描きこみたいのだが」と思っている人には、これらの情報は有意義なものになると思います。


                                        坂本  誠

2015年12月28日 (月)

二千七百九十五: ノヴァ with HATSUNE MIKU

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                『ノヴァ with HATSUNE MIKU』 坂本 誠 作

                                        坂本  誠

2015年12月27日 (日)

二千七百九十三: Dance! with HATSUNE MIKU

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                坂本  誠

2015年12月 4日 (金)

二千七百七十六: 冬の芸術

私はなぜか、冬に一瞬の芸術を見る機会が多いです。

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冬は陽射しが長くなります。
その影響で、部屋の中にも朝の陽射しが長く入り込みます。
ですから、水を入れたグラスの中にも、太陽の光が差し込み、水の中で光が屈折して、冬の芸術を見る事が出来ました。
グラスを通ってきた光が、そうですね、光の塔と言えるでしょうか。
光の塔とは言わないまでも、「冬の妖精が光の糸であやとりをしている」とでも表現できるでしょうか。

何気ない一瞬でしたが、冬の寒い日でも、目を凝らせば、自然の織り成す美しい芸術を探し出す事が出来るものだと思いました。


                                        坂本  誠

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2015年11月15日 (日)

二千七百五十: サントリーのコマーシャルを見て_No.4

こんばんわ。
二千七百三十八:サントリーのコマーシャルを見て_No.3』の続きです。

このシリーズは、「サントリーの懐かCMを芸術論として語ろう」という手合いのシリーズです。
今日は、以下の懐かCMをご紹介させてください。

Suntory Royal - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wMx8VH2jPaI


YouTube: Suntory Royal

 

スペインの有名な建築家アントニオ・ガウディがCMの主人公として現れます。

私は、数あるサントリーCMの中でも、このCMが一番好きです。
夕焼けのような景色の中、バルセロナの街にある、アントニオ・ガウディの手になる建築物が現れます。
そして、その建築物の間を、アントニオ・ガウディらしき人物が通り過ぎて行きます。
そして、背景に流れるBGMも、どことなくエキゾチックな香りを漂わせています。

一番このCMで面白いところは、ガウディの作った建築物に、私達の見たことのない、妖精のような存在達が現れることです。
夕焼けに赤々と染まったかのような景色の中。
ひっそりとした建物の間に、サーカスに現れる足長おじさんのようなバッタのような存在がうろついています。
そして、街の中に、いきなり、何匹かの魚のような存在が現れて、これも、いきなり空中に消えます。
また、ミラー・ボールで作られたような、踊り子のような回転物体が、いきなり現れたかと思うと、これもまた、空中にいきなり消えます。
また、異常に顔の長いバレリーナのような存在が現れて、首をひねって何かを考え込んでいるようでもあり、また、突然、踊り始めます。

そして、そのような風景の中をアントニオ・ガウディらしき人物は、驚きも無く、悠然と街をぶらつきます。

BGMの音楽と相まって、不思議な幻想の世界に視聴者が連れ込まれます。
そのような幻想の世界に、私達が連れ込まれても、雰囲気が良いですから、うっとりとする視聴者も多かったと思います。

このCMを見ていると、どことなく、幼い日々の頃にタイム・スリップしているような感覚が沸いてこないでしょうか。
そのような、幼い頃の、甘く、すいみつとうのような記憶に揺られつつ、グラスの中の甘い酒を揺らす一時を得るのも、魂の安らぎを作る一時と言えるでしょうか。
また、そのような安らぎを得るという事自体も、私達の魂の目的の一つかとも考えてしまいます。

ですから、背後で語られる文章も、実に詩的な雰囲気があります。

  『人を酔わせるのは命』。

と、CMのラスト辺りで語られます。

以前、ご紹介させて頂いた、

『二千七百十一:サントリーのコマーシャルを見て_No.2』
●サントリーローヤル(1970年代)
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2015/10/_no2-deb3.html
https://www.youtube.com/watch?v=iZfDpiw7fII

では、

  『男はグラスの中に、自分だけの小説を書く事が出来る

というセリフでした。
そのセリフも重みのあるものを感じますが、今回の引用のセリフ、『人を酔わせるのは命』も、実に、趣深いものを感じてしまいます。

この『建築家アントニオ・ガウディ編』のCMを見ているだけでも、お酒を飲んでいなくても、どことなく、人はその雰囲気に酔えないでしょうか。
このような、人の芸術性を深める方向を、しっかりと感じ取る一時を作る事も、大事な事だと感じさせられます。

(以下、過去記事、関連記事、及び、参考文献)
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『二千七百三十八:サントリーのコマーシャルを見て_No.3』
●小雪 - SUNTRY WHISKY - 角 - CM×8
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2015/11/_no3-ff80.html
https://www.youtube.com/watch?v=2GlHMsRZFP4


YouTube: 小雪 - SUNTRY WHISKY - 角 - CM×8

 

『二千七百十一:サントリーのコマーシャルを見て_No.2』
●サントリーローヤル(1970年代)
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2015/10/_no2-deb3.html
https://www.youtube.com/watch?v=iZfDpiw7fII


YouTube: サントリーローヤル(1970年代)

 

『二千六百六十八:サントリーのコマーシャルを見て』
●【CM】松井玲奈×サントリーオールド
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2015/09/post-95f9.html
https://www.youtube.com/watch?v=HN1urqNZ-dU


YouTube: 【CM】松井玲奈×サントリーオールド SKE48 AKB48 乃木坂46 SKE AKB



                                        坂本  誠

2015年11月 8日 (日)

二千七百三十八: サントリーのコマーシャルを見て_No.3

二千七百十一:サントリーのコマーシャルを見て_No.2』の続きです。
今日は、以下の懐かCMをご紹介させてください。

小雪 - SUNTRY WHISKY - 角 - CM×8
https://www.youtube.com/watch?v=2GlHMsRZFP4


YouTube: 小雪 - SUNTRY WHISKY - 角 - CM×8

このサントリーの角瓶CMのシリーズは、今でも時々、テレビCMで流れているでしょうか。
しかし、今でも、角瓶CMの流れは、この「小雪 - SUNTRY WHISKY - 角 - CM×8」から始まったような記憶があります。
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あらましを書きますと、街のどこかのウィスキー・バーで、そこの女将(おかみ)が今夜の酒の肴を作っているようです。
そのウィスキー・バーに、何人かの男性、何かのグループなのか、それとも、仲の良い友人同士なのか、それとも、職場の同僚かはわかりませんが、その男性グループが飲みに来ます。

そして、ウィスキー・バーの女将の差し出す酒が角瓶というわけなのでしょう。
ですから、サントリーウィスキーのCMにしては、珍しくお酒を前面に出している作品です。

しかし、サントリーウィスキーCMの流れは変わっていません。
CMを見てもわかるように、ドラマ風です。

そして、何よりも視聴者が感じるのは、このCM全体に流れている居酒屋の楽しそうな雰囲気でしょう。
週末に何人かの仲の良い男性達がなじみのウィスキー・バーに飲みに来て、ゆったりとくつろいでいます。
このくつろぐ感じが、なんとも、なごやかで良いですね。
視聴者にしても、リラックスとか、心の落ち着きを感じるのではないでしょうか。

女将の作った美味しそうな料理を食べる男性達ですが、当然、女将の笑顔も男性達にとっては一つの美味なのかも知れません。

普段は、美しい景色や芸術っぽい雰囲気のあるサントリーのCMでしたが、このような家庭ドラマ風のサントリーCMも、結構、存在していた事を記憶している方々も多いと思います。

このようなドラマチックなCMもサントリーウィスキーCMの方針の一つだったのでしょう。
今でも、あまり変わってないのではないかと思いますが。
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ただ、このCMのセットは、ちょっと、あまり現実には無いかもしれません。
なぜならば、このセットを見る限り、どうも、あるビルの最上階ぐらいに、このウィスキー・バーがあるような感じです。
居酒屋に行った事のある人ならば、

  「ビルの最上階のウィスキー・バーって、高いんじゃない?」

と、疑問を感じる人もいるでしょう。
確かに、ビルの最上階のウィスキー・バーというのを、あまり人は聞いた事が無いのではないかと思います。

ビルの最上階のレストラン・バーならば、ある程度、人は聞くと思います。
ですから、レストラン・バーで夜景を楽しみながら、食事をしながら、お酒を一杯、というケースは、あるかもしれません。
ですが、「ビルの最上階のウィスキー・バーで」というのは、あまり聞いた事がありません。
この辺りは、さすがに、テレビCMも一つの仮想現実ですから、この光景も仮想の世界と言えるという事でしょうか。
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要は、このような、なごやかで、家庭的な親しみの雰囲気のあるサントリーウィスキーCMも多数あるということです。
このようなお酒だけではなく、心温まるような雰囲気も、サントリーはCMで提供してくれていました。

これなども、現代社会で、私達がおもてなしの心を学ぶのに大事な機会の一つともみなせるかもしれません。
また、抵抗感無く、おもてなしの心を感じられる芸術作品と言えるかもしれません。

「こういうのが、古き良き大和(やまと)の心と言えるのではないだろうか」と、私としては感じてしまいます。

(以下、上記記事に関する過去記事、関連記事、及び、参考文献)
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『二千七百十一:サントリーのコマーシャルを見て_No.2』
●サントリーローヤル(1970年代)
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2015/10/_no2-deb3.html
https://www.youtube.com/watch?v=iZfDpiw7fII


YouTube: サントリーローヤル(1970年代)

『二千六百六十八:サントリーのコマーシャルを見て』
●【CM】松井玲奈×サントリーオールド
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2015/09/post-95f9.html
https://www.youtube.com/watch?v=HN1urqNZ-dU


YouTube: 【CM】松井玲奈×サントリーオールド SKE48 AKB48 乃木坂46 SKE AKB

 

 

                                        坂本  誠

2015年11月 3日 (火)

二千七百三十: エピローグ

Epilogue

                      (『エピローグ』 坂本 誠 作)

                                        坂本  誠

2015年10月21日 (水)

二千七百十一: サントリーのコマーシャルを見て_No.2

二千六百六十八:サントリーのコマーシャルを見て』の続きです。

今日は、「サントリーローヤル」のCMを見てみます。

サントリーローヤル(1970年代)
https://www.youtube.com/watch?v=iZfDpiw7fII


YouTube: サントリーローヤル(1970年代)

サントリーローヤルのCMも有名でした。
映像芸術としても、鑑賞出来ると思います。

詩人ランボー編とか建築家アントニオ・ガウディ編もありました。
詩人ランボー編のサントリーローヤルのCMが、日本CM大賞に選ばれたのを今でも記憶しています。
個人的には、私は『建築家アントニオ・ガウディ編』の方が好きでした。

この『詩人ランボー編』と『建築家アントニオ・ガウディ編』は1980年代に放送されていましたので、まだ、ご記憶の方も多いと思います。
この頃のサントリーローヤルのCMには、アーネスト・ヘミングウェイかジョン・スタインベックという作家のスタイルが採用されたようです。
このCMがヘミングウェイかジョン・スタインベックのどちらなのかは、わたしはわかりませんが、仮に『ヘミングウェイもの』としておきます(ジョン・スタインベックの小説を読んだ事がありませんので)。
ビデオのタイトルにもあるように、「1970年代」のCMなのでしょう。
私も、この『サントリーローヤル(1970年代)』を、はっきりと見たのは、インターネット上でした。
初めて、『サントリーローヤル(1970年代)』を見たのは、やはり、テレビだったと思うのですが、それでも、インターネットのビデオで見たときは、「なんか、うっすらと覚えているような気がする」というぐらいでした。
1970年代のCMでしょうから、さすがに、記憶も定かではなかったのです。

しかし、この頃から、サントリーのCMは、どことなく、映像芸術とかドラマのような雰囲気があったことがわかります。
そして、『ヘミングウェイ・シリーズ』ですから、ヘミングウェイの書いた小説で出てくるようなシーンが撮影され、それがCMに使われている事がわかります。

この『サントリーローヤル(1970年代)』は、どうやら、ヘミングウェイの短編小説の中のシーンが撮影されているようです。
私が知っている『サントリーローヤル』の『ヘミングウェイ・シリーズ』には、以下の2つがあります。

1980 サントリー ローヤル
https://www.youtube.com/watch?v=zezu1lK2ARA


YouTube: 1980 サントリー ローヤル

1982 サントリー ローヤル
https://www.youtube.com/watch?v=dki9THWwSPo


YouTube: 1982 サントリー ローヤル

『1980 サントリー ローヤル』が、『キリマンジャロの雪』が舞台になっていると思われます。
『1982 サントリー ローヤル』が、『陽はまた昇る』が舞台になっていると思われます。

どれも、さばさばとした感じがします。
「古き良きアメリカ」という言葉を聞いた事がありますが、映像を見ていて、そんな気がします。

背景に流れている音楽も、ゆったりとしたものを感じます。
私が一番素晴らしく感じるのは、CMの最後に流れるフレーズです。

  『男はグラスの中に、自分だけの小説を書く事が出来る』

ラストのこのセリフが好きですね。
このCM中では、ヘミングウェイを演じているような男性も、いかにもくつろぐような雰囲気をして、サントリー ローヤルを傾けています。
そのゆったりとした時間、ゆったりとした雰囲気の中で、ヘミングウェイが自分の過去でも思い出すかのようにしながら、おもむろに酒を傾けます。
この雰囲気が、サントリーローヤルの雰囲気をかもし出しています。

サントリーのCMには、「うちの会社のお酒は美味しいですよ」という類の言葉が、今まで一回も出てきたという記憶が私にはありません。
ですが、サントリーのCMは、このような雰囲気を流しだす事により、酒の印象を伝えているのです。

ですから、サントリーのCMには映画を感じたり、ドラマを感じたりする方も多いでしょう。
そして、このようなゴージャスな雰囲気を感じさせるCMが多かったです。
当時も、そして、今見ても、お酒のCMというよりも、映画作品のCMを鑑賞しているような気がします。

今でも、サントリーのCMのファンもいると思います。
誰でも、心の底から休みたい時には、このような深いくつろぎを感じさせるものを味わいたいものですね。

(以下、新ブログ『光と輝き』からの上記記事に関すると思われる過去記事、関連記事、及び、参考文献)
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(Wikipediaより)
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サントリーローヤル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A4%E3%83%AB

テレビCMも過去多数がつくられ、中でも1983年から1985年にかけて、テレビ放映されたアルチュール・ランボー、アントニオ・ガウディ、グスタフ・マーラー、アンリ・ファーブルらの偉人を取り上げたCMは、今でも人々によく知られている。
他にも1980年から1982年に放映されたアーネスト・ヘミングウェイ、ジョン・スタインベックらが書いた小説の世界に題材に、森山周一郎がナレーションを担当した「男はグラスの中に、自分だけの小説を書く事が出来る」のシリーズCMも有名である。

最終更新 2015年6月1日 (月) 10:55 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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(引用終わり)

『二千六百六十八:サントリーのコマーシャルを見て』
●【CM】松井玲奈×サントリーオールド
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2015/09/post-95f9.html
https://www.youtube.com/watch?v=HN1urqNZ-dU


YouTube: 【CM】松井玲奈×サントリーオールド SKE48 AKB48 乃木坂46 SKE AKB

                                        坂本  誠

2015年9月27日 (日)

二千六百六十八: サントリーのコマーシャルを見て

私にしては、珍しい感じの記事となりました。
二千六百六十二:あなたの輝き』でも、引用していたコマーシャルです。

【CM】松井玲奈×サントリーオールド
https://www.youtube.com/watch?v=HN1urqNZ-dU


YouTube: 【CM】松井玲奈×サントリーオールド SKE48 AKB48 乃木坂46 SKE AKB

本文に紹介した写真は、同CMからの引用です。

インターネットで検索してみると、数多くのサントリーのコマーシャルがビデオとして保存されている事に気が付きます。
その数まではわかりません。
思えば、昔から、サントリーのCMは有名でした。
最近では、あまり、サントリーのCMを見かけないような気がするので、残念なのですが、昔は、かなり多くのサントリーのCMがTVで流れていました。

そして、サントリーのCMは特に有名だったことを覚えています。
読者の方も、ご記憶の方も多いと思います。
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なぜ、サントリーのCMが有名だったかを、読者の方も覚えている方も多いと思います。

何気なく、TVのCMが始まったかと思うと、そのCMは、どう見ても、TVドラマのような感じなのです。

Photo


そして、そのTVドラマの最初では、あまり、お酒が登場しません。
ところが、そのTVドラマのようなCMが進むにつれて、ちょっとずつ、人の生活を飾るような雰囲気で、お酒が登場し始めます。
そして、たいてい、そのCMの最後に、初めて、「サントリーのウィスキーです」のような感じで、視聴者に紹介があるのです。

なので、多くの視聴者としては、サントリーのCMは、TVドラマ風とか、あるいは、映画の映像芸術のように感じたことでしょう。

この雰囲気が、他の会社のCMとは違っていたところでした。

今でも、たいていのCMというと、広めたい商品がCMの冒頭から出てきて、その商品の素晴らしさをアピールするケースが多いです。

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しかし、このサントリーのCMシリーズと言うのは、サントリーのお酒の良さを、あまり宣伝しませんでした。

  「サントリーのウィスキーはこんな味がする」

とか

  「サントリーのウィスキーはこんなに美味しいよ」

という類の単語は、全くと言っていいぐらいCMには出ませんでした。

その代わりに、美しい映像や美しい音楽を流して、同社製品のお酒の素晴らしさを間接的に、アピールしていた事で有名でした。
なので、サントリーのCMは商品宣伝用ではなく、まるで、どこかの映像芸術作品に触れるような気がしていました。
いまだ、この感想を持っている人々も多いと思います。
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『二千六百六十二:あなたの輝き』でも例として紹介した『【CM】松井玲奈×サントリーオールド 』を見てみましょう。

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写真や映像を見てもわかるように、このサントリーのCMは、どことなく、アヴァンギャルド風です。
「アヴァンギャルド」というのは、主に「前衛芸術的」と言われているでしょうか。
また、「同CMはシュールレアリズム(超現実主義)風だ」とも表現できるかもしれません。

どことなく、シュールな感じのある都会の風景が撮影されています。
登場人物のしぐさもどことなく、シュールな感じです。
また、撮影する角度とか、カメラの回し方も、シュールな感じです。

また、当然、CM全体をシュールな雰囲気で統一したいのだから、あえて、さびれた都会の風景が撮影されているようです。 また、雨も効果的に使われているようです。

芸術的な「アヴァンギャルド」とか「シュール」という雰囲気で、このCMを統一したいのだから、全面的に、その雰囲気に合わされている事がわかります。

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ですから、読者の方々も、「CMの構想や着想の時点で、既に映像芸術の雰囲気を狙っている」とわかるでしょう。
------------------------
そして、過去のサントリーのCMは、ほとんどがその雰囲気を持っていました。
ですから、視聴者にとっては、サントリーのCMに誇り高い芸術性を感じた事でしょう。

最近では、あまり、サントリーのCMを見かけないような気がするのですが、15秒や30秒や60秒のCMで、誇り高い映画芸術作品を見ている雰囲気をしていた人も多い事でしょう。

あのような芸術性のある作品が、お茶の間のTVに流れると、忙しい現実から抜け出して、一服できるような心のゆとりを感じていた人々も多いかと思われます。
出版業界で喩えるならば、TVの映画とか連続ドラマは、小説と表現出来るでしょうが、サントリーの手短なCMは、さしずめ、詩と表現出来るでしょうか。昔、サントリーのCMはCM大賞を得ていたぐらいでした。

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中でも、サントリーオールドのCMシリーズは有名でした。
小林亜星作曲で有名な『夜が来る』が多用され、その音楽の上に、上記のような、ちょっとした短い映画と言うか、映像芸術を鑑賞できたものです。

このように、最近では、昔のTVの名CMと言われたものも、インターネット上の動画サイトに投稿され、時間の余裕のある時に、鑑賞できるようになっています。
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他にも、まだ楽しめたCMは「レナウン」シリーズでした。

聞いたところによると、この「レナウン」シリーズでも、頻繁に多用された曲を作曲したのは、小林亜星さんです。
また、サントリーのCMとレナウンのCMがたくさん流れていたのは「日曜洋画劇場」でした。

確かに、思い出してみれば、私も「日曜洋画劇場」をよく見ていた内の一人でした。
ですから、共通して、サントリーのCMとレナウンのCMに思い入れが強いのかも知れません。

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現代でも、まだ「『日曜洋画劇場』をよく見ていた」という人も多いでしょうから、そんな人は、サントリーのCMとレナウンのCMに懐かしいものを感じる方も多い事でしょう。

ですから、今、思い出して、感じる事は

  「『日曜洋画劇場』とサントリーのCMとレナウンのCMは、ほぼセットで組み合わされたTV番組だったよなあ」

です。
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現在、動画サイト「YouTube」上に、どれほど多くのサントリーのCMとレナウンのCMが納められているのかはわかりません。
しかし、かなりの数のようです。

昔の日々を思い出すのも私達の喜びでもあります。
なので、お時間のある時に動画サイト上で昔の名残ある名CMに、心を酔わせるのも一興な一時を得られるかと思います。

というわけで、「関連記事」の欄に、ほんの幾つかの有名なCMを引用しておきます。
しかし、動画サイトには、かなり多くのCMが納められています。
とても全部を紹介できないのは、おわかりだと思います。
ですので、個人的に思い入れのあるCMは、どうか、読者の方がご自身で、個々のCMを検索されて下さい。

(以下、関連記事、及び、参考文献)
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サントリー ローヤル ガウディ編
https://www.youtube.com/watch?v=aWo1aNdn6fQ


YouTube: サントリー ローヤル ガウディ編

1981 サントリーオールド 夢街道シルクロード カシュガル篇
https://www.youtube.com/watch?v=Am3RbutZjNo


YouTube: 1981 サントリーオールド 夢街道シルクロード カシュガル篇

サントリーオールドCM
https://www.youtube.com/watch?v=hGLlFYsk3HQ


YouTube: サントリーオールドCM

サントリーオールドCM「 I LOVE YOU」山下達郎 3ヴァージョン
https://www.youtube.com/watch?v=V0ag-U5fZ5s


YouTube: サントリーオールドCM「 I LOVE YOU」山下達郎 3ヴァージョン

レナウンCM 80年代②
https://www.youtube.com/watch?v=zTKr9NyUNjg


YouTube: レナウンCM 80年代②

レナウンCM 80年代⑤
https://www.youtube.com/watch?v=q43K1FVWR18


YouTube: レナウンCM 80年代⑤

 

 

                                        坂本  誠

2015年8月 4日 (火)

二千六百四: 輝き

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         (『輝き』 坂本 誠 作)


 

                                        坂本  誠

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