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2018年5月 6日 (日)

三千二百五十: 世の多くの手抜き事業を考えて

こんにちわ。

最近の報道にあるように、手抜き事業により、品質不足の商品が大量に世に出回っていることが、問題として挙げられています。

この点について、私の気づいたことなりを書くことにします。

どんな会社の中でも「監査役」と呼ばれる重役がいます。
この、監査役と言われる会社の役が、各会社内部の不正なりを発見して、それを正す役目をしています。

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ただし、私が見て、現代の監査役自体に問題があると感じます。

この記事の私の書き方を見て、口調が激しかったり、怨嗟の声で書いているわけではないのに、気付かれるでしょう。
ですから、私自体も、鬼の怒った時のように、声を荒げて、わめき散らすように、「世の不正を正せ」という手合の激しい感情を載せているわけではないことがわかると思います。

ですが、世に多くあると思われる、また、私が感じるところの「監査役自体の問題」というのを淡々と書いてみることにします。

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会社の中の監査役というのは、インターネット上の百科事典「Wikipedia」によると、

(Wikipediaより引用。太字にしたり、アンダーラインを引いたのは筆者)
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●監査役
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%A3%E6%9F%BB%E5%BD%B9

会社経営の業務監査および会計監査によって、違法または著しく不当な職務執行行為がないかどうかを調べ、それがあれば阻止・是正するのが職務である。

Photo

最終更新 2018年3月5日 (月) 08:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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(引用終わり)

とあります。

そして、現代の日本社会では、数多くの企業が、サービス残業とか違法長時間労働の点で、問題視されています。
ですから、会社の監査役というのは、「会社の違法を調べ、それがあれば阻止・是正するのが職務」なのですから、現代の日本社会の数多くの会社が、違法長時間労働を実施しているとあるならば、自社の社員達が、日常的に、違法長時間労働をしているのを、日々に、目撃をしているでしょう。
ですから、現代の日本の数多くの会社の監査役の方々が、当然、それらの違法を「阻止・是正」していない、ということになります。
なので、相当、大量の監査役の方々自身に、大量の問題があると言えると思います。

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また、監査役だけでなく、会社の中には「取締役」と言って、自社内の責任を負う立場の人々もいます。
通常は、社長とか専務と言われるような、会社の中枢部にいる方々がこの「取締役」になることが多いです。

この「取締役」の方々も、法令・定款違反行為に関する責任を負わされていますから、当然、自社内の違法長時間労働を見逃している、ということで、これもまた、上記に挙げた監査役と同じく、大量の問題があると言えると思います。

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ですから、日本内部の、ほとんどかもしれない、数多くの企業が、長時間労働を見逃している、とあるならば、新聞やテレビに出たら、「日本総倒産」とか「日本総辞職」という見出しの下に、それらが書かれる可能性もあるかもしれませんね。

だけど、私のこの記事にしても、ある人々ならば、読んでも、見て見ぬふりをされている方もいると思います。

結局、まあ、そのような方ならば、良心の痛む日を送るかと思うのですが。

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なので、現代社会で、「私は、本当に、誠心誠意、完全なまでに監査役(あるいは取締役)を行う」と思っておられる方ならば、この私の記事を読んで、今後、良心の痛む日々を送るのではないでしょうか。

なぜならば、日本内部で、日常的に、違法長時間労働を見逃されている、とあるならば。

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ここで、冒頭に挙げた問題点に帰りましょう。

私が冒頭に挙げた問題点とは、「手抜き事業による、品質不足の商品の大量流出」でした。

この「品質不足の商品の大量流出」と違法長時間労働が関係してくるわけです。
他の方が言いにくいようですが、現代のほとんど、多くの企業が、売上高増加のみを狙っているわけです。

かなり、わかりやすく書けば、世の多くの人々が「私は、もっと、お金が欲しい」と言っているわけです。
つまり、「私は、もっと、お金が欲しい」とあるならば、当然、多くの従業員達に、長時間労働をさせれば、それに見合った売上高の増額が得られるかもしれません。
その狙いを持って、多くの従業員達に、長時間労働をさせている結果、多くの人々が、その長時間労働に疲れた結果が、多くの手抜き事業を生むのです。

多くの手抜き事業がなされた結果、当然、「品質不足の商品の大量流出」が起こるのです。

ですから、現代社会の、この問題の本質を考えるのならば、「私達の道具の一つである、お金に問題があるのだ」と、わかるわけです。

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そして、普通の記事とか話題ならば、この段階で話が終わるわけです。

なんとならば、

  「世の数多くの手抜き事業は、お金のために、仕方なく、行われたのだ」

という、手合いの回答が、世に数多く出回っているでしょう。

通常の記事とか話題を書く方ならば、「そうだ。お金こそは、この世の中で絶対視されるべきものだから、この段階で、この話題を打ち切る必要がある」と考えて、この段階で、この話題をストップさせたりするわけです。

ですから、そのようなストップは「問題の本質に迫る、努力がなされていない」と言えるようなものです。

私なぞは、「世に出回っている、お金という道具には、こんなに問題がある」とか「お金という道具への絶対視或いは崇拝視を止める」という視点から、お金という道具の問題点を、このブログに長々と書いているのを、読者の方々は知っておられるでしょう。

ですから、「お金を絶対視しない」あるいは「冷静に、お金という道具の問題点を把握しようとする」他の方々でも、上に挙げた、ストップ・ポイントを軽々と越えて、そのストップ・ポイントの背後に存在する、更なる問題点の原因を追究していくことでしょう。

お金に関する問題点ならば、長くなりますので、すいませんが、当ブログの過去記事を読まれて下さい。

お金という道具に対する絶対視や崇拝視を外して、客観的に、冷静に、お金という道具を見直せる方ならば、逆に、以下の文章を容易に理解できると思います。

  「お金欲しさのために、世の多くの会社で、数多くの長時間労働が行われ、その結果、数多くの従業員が疲労して、その疲労の結果、品質不足の商品の大量流出が起きるのだ」

と。

結局、「現在の、世のほとんどの問題は、お金の問題から発生しているのだ」とわかるでしょう。

まあ、まだ書きたいことはあるのですが、それらは別記事に譲りまして、まずは、上に書いたようなことを、あっさりと軽く、受け止めて、冷静に、落ち着いて、御自身の周囲を見回してみることを、私はお薦めします。


                                       坂本 誠

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