« 三千百八十一: News_No.623 | メイン | 三千百八十三: 人の職業選択と社会の側の金銭獲得目標を合わせて考えてみると(独白) »

2017年10月 2日 (月)

三千百八十二: イランの美容院の写真を見て

こんばんわ。

ちょっと意外に感じた写真を紹介しながら、私の考えたことを書いてみます。

(以下、『朝日新聞 GLOBE』、2017/10/1、13面記事より引用)
---------------------------
●男子禁制の美容院で

_2_3

 

ブロンドの髪を飾る華やいだ表情。
メイク中の女性の鮮やかな口元。
客で賑わう美容院の日常を切り取った一枚は、そう簡単に撮れたわけではなかった。

(、、、中略、、、)

「報道されるイランの女性は、黒ずくめの姿ばかり。でも、ベールの下には色鮮やかな姿がある。市民の本当の姿を、外国に知ってもらいたい」。(、、、以下、省略)
------------------------------------------
(引用終わり)

 

写真を一見しただけだと、西洋の女性達が、どこかの街の居酒屋で、パーティーをやっているように見えるだけです。

しかし、明らかに違うのは、その写真が撮影されたのは、イランの美容院ということでしょう。
イランの女性市民を見る限り、私達の国の女性達を見るのと同じように、「お洒落をしてみたい」とか「美しい化粧をしてみたい」という風に願っていることがわかります。

しかし、イランに限らず、中東地方の国々では、女性の顔や体に黒ずくめのベールを覆うのが習慣となっていることが世界の人々に知られています。

-------------------------------

疑問に思うのですが、あの、中東の女性達が来ている、黒ずくめのベール姿というのは、過去、男性達が女性達に無理矢理に強いた衣装ではないでしょうか。

そのような中東の過去の男性達の、ハッキリとした思惑や狙いまではわかりませんが、例として考えてみるならば、

  「女性達が男性達の目を引くような衣装を着ていれば、男性達が自分の仕事に集中できなくなるので、女性達に黒ずくめの服を着させる必要がある」

等でしょうか。

-------------------------------

あの、現在に至るまでの中東諸国の厳しい戒律というのは、ムハンマド(別名:マホメット)から生じているのではないでしょうか。

イスラム教の開祖である、ムハンマドは厳しい戒律を人々に与えたことで有名です。

ムハンマドよりも前の時代の伝承を集めたとされる『アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)』中では、そんなに堅い戒律が中東諸国の人々を縛っている、ということはありません。

そのような時代である、イスラム教の始まる前の世界の絵画では、女性達も顔を露出している衣装での絵画が様々に残されています。

『アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)』では、アラジンとかシンドバッドとかアリババ等が現れて活躍します。
生き生きとした人物描写もなされて、面白く、おかしく、それらの物語が語り継がれているようです。

ですから、ムハンマドが中東諸国に与えた影響は大きく、厳しさが、いまだに中東諸国に席巻していると思われます。

しかし、本当の中東諸国の人々の民族性とは、この記事で引用した写真とか、あるいは、『アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)』に見られるような、明るさや開放性ではないでしょうか。

-------------------------------

確かに、イスラム教にも、詳細に探せば、どこか良い面があるのでしょうけど、人々の精神の開放性や自由性を考えれば、ムハンマドよりも前の時代の、中東諸国の人々の民族性を尊重する必要性もあるのではないでしょうか。

-------------------------------

少なくとも、この記事で引用した写真を見る限り、真の中東諸国の人々の明るさなり、自由を慕う心は、深く人々の暮らしの中に息づいているように感じます。


                                       坂本 誠

Powered by Six Apart
フォトアルバム