« 三千百六十六: 「マクロス フロンティア」を見て_No.3 | メイン | 三千百六十八: 音楽の実体を考えて »

2017年8月28日 (月)

三千百六十七: サバンナ

          サバンナ


      見渡す限りの 草原が広がる。
      地平線の上には
      青のみが広がり
      地平線の下には
      緑のみが広がる。

      乾き切った 陽射しが
      青空の中に 草原の上に
      散乱している。
      キラキラ光る 粉のように。
      ミラー・ボールで散らされた 光線のように。

      一陣の風に吹かれて
      草原が波打つ様は
      大自然の巨大な指が
      ピアノの鍵を
      遊び触れる様と同じか。

      そんな風を受け続けていると
      身体が透けてきて
      薄緑に染まりつつ、
      一つの緑の風と化して
      そっと大地を離れ、

      サバンナの上を
      無数の風と共に流れゆく。
      草々を なでながら。
      地平線 目がけて。
      どこまでも。


 

                                       坂本 誠

Powered by Six Apart
フォトアルバム