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2017年6月30日 (金)

三千百三十八: 歯の治療から、様々なことを考えていくと_No.1

(筆者注:この段落は長いので、URLも分割して記載しています。よって、ブログ上の下にあるものほど、当記事中の最後の部分に近づいて行きます。つまり、普通の段落順とは逆順です。)

自分の身の上話を含みながら、筆を進める時もあるかと思ってしまう。

先日、久しぶりに歯医者を訪れた。
虫歯では無く、銀歯が取れたから、その処置のために、歯医者に訪れた。

一人一人の人間の身体作りは、それぞれの人間によって違っている。
例えば、生まれつき心臓の強い人もいるし、その逆の人もいる。
全ての臓器についても同じことが言える。

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また、臓器でなくても、皮膚とか、爪の一本一本に至るまで、わずかながらに、人それぞれに違いがある。

個々の人によって、少しずつ、強弱等が違っているので、現在、全ての医薬品メーカーで作成されているクスリというものも、効いたり効かなかったりする。
全ての人のDNAは、それぞれ少しずつ違っているし、与えられる栄養素とか、人それぞれの心理状態が違うのだから。

それと同じように、私は、幼い頃から虫歯に悩まされてきた。
だから、「歯医者に通う」ということだけを思い起こすだけで、かなり不快な記憶を思い出させる。

もっとも、現代人の、そのほとんどは、一度は歯医者に訪れた経験があるかと思う。
そして、その誰もが、良い記憶を持っていないかもしれない。

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だから、虫歯ではない状態で歯医者に訪れたのだけど、それでも、自分の心はそのような医療機関に訪れることを拒否している。

しかし、私としては、「久しぶり」に歯医者に訪れたのだ。

つまり、それだけ、私にしては虫歯にならなかったということなのだ。

「虫歯にならないためには、どうしたら良いのか?」と、私は真剣に長いこと考えていた。
そして、私が最後に虫歯に罹って、苦しんでいた時に、心に堅く決めたことがあった。
それは、「砂糖を断つ」という意志だった。

私達の現代社会だと、駄菓子屋さんに行けば、簡単に砂糖菓子が安価に手に入る。
そして、その美味しさを味わうために、私はよくチョコレート菓子とか、砂糖系の菓子とか、ケーキ等を好んでいた。

この砂糖系の菓子を断つと同時に、自分の三食の献立からも、ほとんど砂糖物を除くようにした。
同時に、その頃に、ベジタリアンになることも決心した。

結果から書くと、そのおかげで、今に至るまで、とうとう虫歯にはならないでいる。
食生活を変える前までは、少なくとも一年に一回以上は、虫歯になって歯医者に通っていた。

しかし、砂糖を断って、それプラス、ベジタリアンになったせいか、7、8年を超えて、虫歯にはなっていない。

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その状態で、銀歯が外れたので、久しぶりに歯医者に行ってみると、やはり、歯医者も驚いて、私の生活習慣の変化振りを尋ねて来た。

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つまり、私の虫歯対策というのは、「原因そのものを断つ」という方法だった。

他の人も、虫歯対策をしている人がいるかもしれない。
しかし、原因を断たずに、対症療法をするだけならば(つまり、歯医者に行って治療だけをするということ)、虫歯そのものを無くすことは出来ない。
なぜならば、対症療法というのは、「病根を断った」ということにはならないのだから。

幾ら、歯科医の言うように、歯の磨き方を習っても、その他の対策をしても、「功を奏さない」とあるならば、それを超えるだけの対策をしなければ、その病が治ることは無いのだから。

もっとも、世には、歯の丈夫な人も生まれつきいるので、そのような人は、甘いお菓子を食べたり、砂糖の多い菓子や料理を食べても良いので、私の言っていることは、全く度外視しても良いだろう。

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以前から歴史書を読んで不思議に思っていた事があった。

それは、もちろん、この段落で書いているのと関連している、虫歯の事だった。
科学系の記事だと、科学者達が、かなり昔の人の人骨を調査して、その人骨の歯に虫歯が発見されたことなどが報告されている。

確かに、かなり昔の人でも、虫歯があったことだろう。
しかし、私が不思議に思ったのは、その数の少なさだった。
圧倒的に、かなり昔の人の人骨から発見される虫歯の数が少ない。

これは、そのような古代には、明らかに人の社会に砂糖が流通していなかったからだろう。

歴史書や、その他の文献を見ても、つまり、文字で語り継がれた歴史の中にも、人の虫歯に言及したものは少ない。
有史以降の人々でも、わずかながらに虫歯に悩まされる人はいたかと思う。

しかし、現代社会と比較すれば、その虫歯に悩む人は、かなり少なかったことが私達にわかる。

現代の虫歯事情というのは、「歯科」という専門分野が成り立つ程に、虫歯の件数が圧倒的に多いことがわかる。

つまり、昔の時代と比較してわかることは、現代の虫歯の多さを支えているのは、砂糖系の食べ物だということがわかる。

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一般に、砂糖が私達の世界に入ってきたのは、コロンブスがアメリカ大陸を発見して以降だとされている。

(Wikipediaより抜粋引用、太字にしたり、アンダーラインを引いたのは筆者)
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●砂糖
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E7%B3%96

砂糖の歴史は古く、その発明は2500年前と考えられている。
15世紀以降に大きく欧州に伝わり、植民地時代の奴隷による砂糖生産を経て大量生産へと至り、19世紀末にはそれまでの高級品ではなく一般に普及する食品となった。
こうして砂糖は21世紀に入り、健康に対する大きな懸念となっていった。

(中略)

最終更新 2017年6月25日 (日) 06:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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(引用終わり)

確かに、かなり昔から、砂糖の存在は知られていたけど、滅多に手に入らないので、過去の世界だと、砂糖はクスリの一種として使用されていたことが知られている。

だから、古代社会の、ほとんど多くの人々は、砂糖とは、ほぼ無縁の状態であった事が知られている。

つまり、人間や、その他の動物と言えども、砂糖無しで生きることは可能だということがわかる。

よって、私は「虫歯という病根を断つ」という意志の下に、砂糖を断ったのだった。

「全くお菓子を食べない」というのは、少々酷だから、塩辛系のお菓子のみを食べることにした。

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その結果として、私は虫歯の無い生活を手に入れることが出来た。
もちろん、食事自体はしているので歯も磨いている。

私自身は嬉しかった反面、大変に悔やんだものだった。
つまり、「なぜ、もっと幼い頃から、私は砂糖無しの食生活が実行できなかったのか」と。
これは、私にとって、かなり痛切に思われた事だった。

もっとも、砂糖を、ほぼ採取しなくなったからと言って、私には何の欲求不満も湧かない。
なぜならば、塩辛系のお菓子も、最近は色々とあるのだから。

それどころか、現代社会の人々では、「砂糖を断った食生活」というものに、極端なまでのストレスを感じて、とても出来ない人も多いかもしれない。

少なくとも、15世紀以前の世界の人々の食卓には、ほとんど、砂糖が乗らなかったので、それ以前の人々は、当然のように砂糖無しの生活を送っていたのだけれども。

三千百三十八:歯の治療から、様々なことを考えていくと_No.2』に続く


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