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2017年3月31日 (金)

三千百一: テレビ電話会議システムの更なる応用を考えて

前段『三千百:私達の本来の政治システムである「直接民主制」について』で、「■:テレビ電話会議を使用した国会」という章を書きました。

その章の概略としては、「各国の国会も、議事堂で行わずに、自宅のパソコンを利用したテレビ電話会議システムを使った方が良いでしょう」というものでした。

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現在、人々のゲームもインターネット上で、様々な対戦ソフトが出ているのは、多くの方もご存じだと思います。

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しかし、そのゲームのプロの方々の対戦となると、そのようなソフトウェアが、あまり出回っていないのに気が付きます。

将棋や囲碁のプロの方々の試合となると、テレビでよく見かけます。
現実のリアル対戦が多く、対局者同士が、お互いの目の前に、数十センチ程度離れた距離で、試合をしている状態が多いでしょうか。
相手の息を感じながら、リアル対戦を行っている光景をよく見かけます。
そして、その光景をテレビ・カメラが撮影して、多くの視聴者に、その熱戦を報道しているケースが多いです。

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将棋の世界もそうですが、ネットを使わないリアル対戦が求められているせいか、将棋棋士のほとんどが中央都市に集められているのに気が付きます。
あるいは、関西にも将棋のプロ達が集まっています。

ですが、これなども、現代の『Skype』のような、インターネットを利用したテレビ電話会議システムを使用すれば、棋士達も、自分の好きな場所から、対局できることがわかります。

(『Skype』というと、一種の商品名となりますので、他の企業もテレビ電話会議システムを普及しているかもしれません。ですので、今後は、ちょっと長いのですが、一般名称と考えられる、テレビ電話会議システムという名称を使います。)

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この場合でも、プロ同士の対局者の顔が見られれば、視聴者達には、その臨場感が伝わるのではないかと思います。

一般にインターネット上に出回っているオンライン・ゲームソフトには、対局者の顔が出ないので、多くのユーザーは使用しているのかもしれません。

しかし、「プロ同士の対局」というものは、その手のゲームのファンからしてみると、

  「プロが指している、その場の臨場感を見てみたい。味わってみたい」

というのが、多くの視聴者の望むことかと思います。

ですから、この場合だと、「テレビ電話会議システムを使用したプロ同士の対局」というのは、以下のようなスタイルになるのではないでしょうか。

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まず、パソコンがあって、そのパソコンと周辺機器には、テレビ電話会議システムが設置されてあります。
それによって、プロの対局者同士が指せます。

しかし、「プロ同士の対局」ですから、プロの顔を撮影するための、テレビカメラが、もう一台必要になってくるでしょう。

プロの顔を撮影するための、テレビカメラが、常時、プロの横顔を映し出すことにより、テレビ対局を見る時のような臨場感をインターネット・ユーザーも味わえるでしょう。

プロ同士の指す、駒や将棋盤は、どうしても、コンピューター・グラフィックスで描かれたものになるでしょうが。

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当然、囲碁のプロの方でも、同様に、ネット対局をネット・ユーザーの方に鑑賞してもらえると思います。

また、最近では、麻雀の分野にも、数多くの麻雀の協会が作られており、それらに所属している、数多くのプロの方々も出ています。

ですから、囲碁にしても、麻雀にしても、同じように、離れた場所にいる、プレーヤー同士のネット対局を、ネット・ユーザーのファンに、対局を披露することが出来ると思います。

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また、今一つ、ここから考えられることがあります。
それは師弟制度です。

例えば、昔から、将棋のプロになるためには、どこかのプロ棋士の弟子となる必要があります。

このために、現在でもそうでしょうが、小学生などの将棋ファンで、プロを目指している子供が、中学生の時点で、故郷を離れ、遠く、中央都市まで引っ越して、宿先も見つけて、その中央都市に住んでいるプロ棋士の下に弟子入りして、そこで将棋の実力を培っている人もいるでしょう。

しかし、小学生や中学生の時点で、故郷を離れ、中央都市まで引っ越して来て、その道の研鑽をする、というのは、大変なことです。
また、「その道の研鑽に励みつつ、引っ越し先での中央都市の生活に慣れる」というのは、これは周囲の人が見ても、「ある意味、子供に大きな負担をかけているケースも多いだろう」と思うでしょう。

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しかし、上の話の流れから、このゲーム界における師弟制度にも、テレビ電話会議システムの導入を考えることが出来ます。

以下のようなケースを想定してみます。

師匠の方は、中央都市に住んでいます。
そして、弟子は地方都市に住んでいるとします。
そして、ある一定の、決め合わせた時刻になれば、師匠も弟子も、パソコンを起動して、テレビ電話会議システムを使用して、師匠の側が、弟子の育成に当たり、弟子の側は師匠から技術を学ぶのです。

このようにすれば、弟子の方が、中央都市に引っ越さずに、かつ、「プロ棋士にも弟子入りしていた」となり、その道を進むのに、地方都市に居ながらにして、実現可能ではないでしょうか。

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もちろん、このようなことが実現するには、その師匠に、その手の深いご理解が求められるでしょうが。

そして、このような感じで、その道に励んだ弟子が、プロになれば、当然、プロ対局も、インターネット使用のテレビ電話会議システムを使って、上記に説明したプロ対局を行うわけです。

こうすれば、プロになりたい少年少女達も費用や負担もぐっと減ることがわかります。
また、その手の道の実現への壁も、「引越」とか「引っ越した先での生活への慣れ」という、その道以外の困難さを無くすことが出来るでしょう。

私は、囲碁の方は、あまり知らないのですが、将棋の世界と、実情は、ほとんど似ているのではないでしょうか。

当然、囲碁界や麻雀界においても、中央都市だけではなく、地方都市からの十分な人材発掘、あるいは、地方での「盛り上げ」というのにも使えるのではないでしょうか。

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もっとも、「プロ対局」ですから、自分の目と鼻の先に、現実の対局者がいて、その対局者の息を感じつつ、リアル対局を行う、というのも、ファンから求められる事ですから、時間と余裕のある限り、中央都市でのようなリアル対局も行われた方が良いと思います。

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さらに、ここから進めることがあるのに、読者の方々も気が付かれるでしょう。

最近では、少子化になり、多くの小学校が閉校しています。
小学校の数が減っているので、それなりに、小学校に通うのに、非常に多くの通学時間を必要とする小学生も増えているのではないでしょうか。

このまま、小学校の数が減り続けると、通学時間の増加の結果、「とても、小学校には行けない」という小学生達も増えてくるでしょう。

そうなった時、考えられるのは、やはり、上記から説明しているテレビ電話会議システムです。

当然、小学校という校舎そのものには通学しないものの、テレビ電話会議システムを使って、その小学生は学を修めるわけです。

その状況が、どんどん進むと、「本当に義務教育は必要か?」という疑問を持たれる方々も出てくるかとは思いますが、その疑問に対する意見などは、今回の記事とは別件になりますので、その内に改めて、どこかで書いてみたいと思います。


(以下、過去記事、関連記事、及び、参考文献)
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『二千九百六十六:ゲーム(独白)』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2016/08/post-d3c8.html

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 「奇跡は誰にでも一度は起きる。だが誰も起きたことには気づかない」

                『わたしは真悟』(楳図かずお 作)より引用

  Everybody has had a miracle once .
  But , nobody has realized the miracle at all .

                 quotation from "MY NAME IS SHINGO ."
                   Author:Umezu Kazuo
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『二千四百五十三:コンピューター将棋と妙手を考える』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2015/04/post-69e8.html
(以下、『YAHOO! JAPAN NEWS』、2015/4/11記事より引用)
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●「将棋電王戦」最終局はソフト側21手で電撃投了、3勝2敗でプロ棋士が勝ち越し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150411-00000029-mycomj-ent

マイナビニュース 4月11日(土)11時56分配信
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(引用終わり)


                                        坂本  誠

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