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2017年3月26日 (日)

三千九十九: 人の色覚と私達の世界を考えて_No.2

こんにちわ。

以前、『三千五十九:人の色覚と私達の世界を考えて』という記事を書きました。
あらまし程度に過去記事の文を以下に抜き出しておきます。

私の気になった部分には、アンダーラインを引いたり、太字にしています。

(以下、『三千五十九:人の色覚と私達の世界を考えて』記事より抜き出し)
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多くの人間の色覚は、「3色型色覚」と言って、つまり、「赤」、「青」、「緑」が、基本の3原色となって、目の前の色彩あふれる世界を見ています。

ところが、最近になって、遺伝子の違い(あるいは、遺伝情報の違い、とか、遺伝の進化とも言えます)によって、極少数の人の色覚が「4原色」つまり、「4色型色覚」を持つ人が現れたとされています。

以下の2件の記事を、軽く挙げておきます。

(以下、『Gigazine』、2016/1/13記事より文章と写真を引用)
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●常人の100倍もの色を見分ける「4色型色覚」を持つ女性がいるのはなぜか?
http://gigazine.net/news/20160113-mystery-of-tetrachromacy/

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一般的に人は100万色を識別しますが、世の中にはその100倍である、1億もの色を識別する「4色型色覚」を持つ人が存在すると考えられています。
一説によると女性の12%が4色型色覚を持っているとも言われていますが、なぜ女性だけが4色型色覚を持っているのか、そして4色型色覚が現れるのはなぜなのか、the neurosphereが解説しています。

The mystery of tetrachromacy: If 12% of women have four cone types in their eyes, why do so few of them actually see more colours? | the neurosphere
http://theneurosphere.com/2015/12/17/the-mystery-of-tetrachromacy-if-12-of-women-have-four-cone-types-in-their-eyes-why-do-so-few-of-them-actually-see-more-colours/

しかし、研究が進むにつれて「4つの錐体細胞を持っている人がいる可能性」が出てきました。
4つの錐体細胞を持つということは1億以上の色を知覚できるということ。
一説によると、この「スーパービジョン」を持つ女性が、女性全体の12%を占めているとのこと。

1億以上の色を知覚できる「スーパービジョン」を持つ女性が12%もいる可能性 - GIGAZINE

112_gigazine

(、、、以下、省略)
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(引用終わり)

(以下、『wikipedia』より引用)
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●4色型色覚
https://ja.wikipedia.org/wiki/4%E8%89%B2%E5%9E%8B%E8%89%B2%E8%A6%9A

4色型色覚(4しょくがたしきかく)とは、色情報を伝えるために4つの独立したチャンネルを持つことをいう。
4色型色覚を備えた生物については、任意の光に対して同じ知覚影響を与える4つの異なる純粋なスペクトルの光の混合色を作ることができる。
4色型色覚の通常の説明は、生物の網膜が異なる吸収スペクトルを備えた4種類の錐体細胞を含むということである。
(、、、以下、中略)

最終更新 2015年3月3日 (火) 05:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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(引用終わり)

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要するに、地上に住む多くの人々は、Red(赤) Green(緑) Blue(青)の3色型色覚です。
ですから、地上に住む多くの人々は紫外線の領域の色を見ることは出来ません。

ところが、この記事で紹介している4色型色覚の人というのは、あえて、表現すれば、Red(赤) Green(緑) Blue(青) Purple(紫)の4つの基本色で世界を見ているので、紫外線の領域の色を見ることが出来るのが私達にわかってきました。

上の引用文献の『wikipedia』のものから別の文章を引用します。

(以下、『wikipedia』より引用)
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●4色型色覚
https://ja.wikipedia.org/wiki/4%E8%89%B2%E5%9E%8B%E8%89%B2%E8%A6%9A

爬虫類や鳥類などは、4色型色覚をもつと考えられている。
これらの生物は、ヒトでいう赤錐体、緑錐体、青錐体のほかに、波長300~330ナノメートルの紫外線光を感知できる錐体網膜細胞を持つ。
(、、、以下、中略)

最終更新 2015年3月3日 (火) 05:01 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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(引用終わり)

わかりやすく書けば、私達人間の間でも、多くの人々の見ている世界とは違って、その領域を超えた世界のものを見ている人達がいることが証明されてきたのです。

もっと、わかりやすく書けば、つまり、「多くの人の見えないものを見ている人達が、少数ながらいる」ということが私達にわかり始めました。
理由は、科学的に説明できる、生物の遺伝子の突然変異です。

ですから、一説には、4色型色覚を持つ人は、「オーラが見えたり、あるいは幽霊とも呼べるものが見えている」とかも囁かれています。

4色型色覚を持つ人が知覚している色の状態を、3色型色覚を持つ、多くの私達が、その「紫外線領域の色」を知覚できないので、「紫の光の波長を超えた、紫外線領域の色達」を認識できないので、その色の具合を想像することすらできません。

しかし、3色型色覚である、私達の多くの人々でも、なんとなく、その「紫外線領域の色達」の具合を想像することは出来るかもしれません。

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いずれにしても、大事なことは、「私達の目に見えない世界を見る少数の人々が、いる。そして、それは科学的に証明され始めた」ということでしょう。

20110620125643

 

ですから、昔から、「目に見えない世界の事を語ったりする人は、気が変な人のようだ」とは言えないことも、明らかになった事は、私達にとって重要なことだと言えるでしょう。

やはり、わかりやすく書けば、「まゆつば物」とか「際物(きわもの)」とか言われている事柄でも、科学のメスが、その正誤を、きちんと判断するまでは、そのような呼び方で、呼ばれてはいけないだろう、と私達にわかります。

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ですから、例えば、100年前とか200年前でも、人間社会の中に、「4色型色覚」という遺伝子の突然変異を持つ人々が存在していたであろうことが、推測できます。

その人々は、彼らの周囲の人々から、少なからず、偏見の目や何らかの蔑みの言葉を与えられていたであろうことを、推測することは、現代の私達でも、その想像に難くありません。

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ここから、更に私が推測できることがあります。

ここまでは、私達に明らかになった「4色型色覚」について書いていましたが、これを発展させて、「音」の分野にも、同じ話の流れを拡大することが出来ます。

完全に私の仮説ですが、ちょっと表現しにくいのですが、「聞こえない声」と呼ばれる現象についても、同様のことを考えられるかもしれません。

科学的に書けば、「超音波」の領域で発生されたような、言葉の音階と言えるでしょう。
人々の生活の上で、病気的に扱うならば、医学用語で「幻聴」と言えば、雰囲気的に合ってくるでしょうか。

現に、コウモリなどは、この超音波を耳で認識する事が出来ますから、夜の飛行も出来ます。

超音波と呼ばれる音の領域は、多くの人間は、その音の領域で発音された言語を聞き捉えることは出来ません。

しかし、上で紹介している「4色型色覚」の遺伝子の突然変異のように、もし、私達、人間の間で、聴覚分野の遺伝子の突然変異が起きたら、、、

そして、その超音波で発される領域の音の分野を聞いてみると、、、

つまり、多くの人の聞き捉えることの出来ない、会話をキャッチすることが可能かもしれません。

あくまで、この聴覚の遺伝子の突然変異は、私達の身の上に、現実に起きる可能性はあります。

しかし、この聴覚の遺伝子の突然変異に関する文章は、あくまで私の仮説なのですが、医学の間で病気とされている「幻聴」も、この聴覚の遺伝子の突然変異によって、説明できるケースが出てくるのではないでしょうか?

可能性があるからです。

しかし、「幻聴」となると、まだ他の要因も考えられます。
また、この聴覚の遺伝子の突然変異による超音波の聞き取り可能となる、というケースも、私の仮説です。

しかし、このラインも、私達に想定可能になったかと思います。

いずれにしても、上に書いた「4色型色覚」の一件のように、科学のメスが、その不可解さを解決すれば、世にあるとされる偏見のまなざしも減ってくるかと思います。

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私の方の過去記事にも書いたのですが、現在は、ある意味、ルネッサンスの時代でもあるかと思っています。

ヨーロッパのルネッサンスの時代には、芸術再興だけでなく、科学の再興もありました。

当時としては、最新の科学技術によって、レンズが発明され、そのレンズを組み合わせることにより、望遠鏡と顕微鏡が発明されました。

現代の私達だと、望遠鏡を覗けば、極大の世界が広がっていることは明らかにわかります。
同様に、顕微鏡を覗けば、極小の世界が広がっていることは明らかにわかります。

しかし、それ以前の人間界だと、望遠鏡で知覚できる極大世界も、顕微鏡で知覚できる極小世界も、存在しないのと同様でした。

現代の多くの感染症は、極小世界の細菌やウィルスです。

しかし、顕微鏡でそれらの存在を発見する前の人間界だと、「この病(感染症)の原因は悪霊のせいだ」とか言われるのが世間の常識だったのでしょう。

ところが、顕微鏡の発明が、その常識を塗り替えて、正しい知識を人々に与えたことが私達に教えられています。

あるいは、望遠鏡の発明される前の人間界だと、ごく稀に空から焼けたような石が降ってくる事もあったでしょうが、後は顕微鏡の話題と同じで、読者にも、「ごく稀に空から焼けたような石が降ってくる」現象についても、簡単に説明できるでしょう。

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これと同じように、現代も、ある意味、ルネッサンスの時代と同じと言えると思います。

科学技術が、人間の知覚では捕えることの出来ない紫外線や赤外線の領域があることを証明し、かつ、遺伝子の突然変異により、少数の人々が見えない世界を捉えることが出来ている。

そして、音の世界でも、人間の知覚では捕えることの出来ない超音波の領域があることを証明し、ひょっとしたら、遺伝子の突然変異により、少数の人々がその多くの人の聞くことの出来ない領域の音などを聞いているかもしれません。

このような、人間の知覚できない世界は、ヨーロッパで過去起きた科学ルネッサンスで言うならば、極小の世界と極大の世界と同じだ、と人は感じると思います。

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そして、生物学や物理の両サイドが「多くの人の知覚できない紫外線や赤外線の領域や超音波の世界には何があるのか?」を、少しずつ、多くの人々に見せていくかと、私は予想しています。


(以下、上記記事に関する過去記事、関連記事、及び、参考文献)
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『三千五十九:人の色覚と私達の世界を考えて』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2017/01/post-67d1.html


                                        坂本  誠

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