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2017年1月24日 (火)

三千六十二: 転換の時代を考える_No.1

■:はじめに

『転換の時代を考える』と題して書かせて頂きます。
長くなるかと思うので、区切って、紹介させて下さい。

以前、経済的な事を書いた記事で、以下のように書きました。

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ロボットやコンピューターの多用によって、人の仕事が少なくなるだろう。
その結果、多くの人が仕事を失う結果、資本主義経済が後退するだろう。

また、科学技術の発達の結果、高性能の機器が多くの人に行き渡るだろう。
その結果、高性能の機器は壊れにくく、全ての製品が省エネする方向に向かうので、結果、機器の売れ行きも鈍り、資本主義経済が後退するだろう。
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大体、枠の中に書いたような事を書きました。

これだけでも、かなり、私達の暮らしを転換させていると感じます。

ここから、さらに今回の話題に入ります。

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■:北米大陸で行われた草食動物と肉食動物の個体数調査結果

一つの例えを紹介させて下さい。

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私は小学校の頃、社会科の時間だったかと記憶しているのですが、以下のような事を学びました。

北米大陸で行われた調査結果でした。
それは、北米大陸のある草食動物と肉食動物の個体数を調べた調査でした。

草食動物が増えると、その草食動物を捕食する肉食動物の個体数も自然と増えます。
肉食動物は草食動物を捕食しますので、自然と肉食動物が増えます。
肉食動物が増えた結果、当然ながら、草食動物の個体数が減少します。
これも当然ですが、今度は、草食動物の個体数が減少する結果、肉食動物は自分の餌が減少しますから、草食動物の個体数が減少につられて、今度は、肉食動物の個体数が減少するのです。

肉食動物の個体数が減少する結果、草食動物は捕食されませんから、今度は、草食動物の個体数が増えます。
そして、草食動物の個体数が増えた結果、今度は、それを追って、肉食動物の個体数が増加するのです。

同じような、繰り返しは、当然、草食動物と草食動物の捕食する植物の間にも見られます。

当然、草食動物の個体数と、草食動物が捕食する草原の面積の関係も、上に挙げたように、増加と減少の繰り返しを得るわけです。

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草原に生える草も、草食動物も、肉食動物も、自らの種の繁栄を願っていると思います。
それは人間も同じかもしれません。

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つまり、自らの種の個体数を増やそうとするのですが、その「自らの種の個体数の増加」を願う事自体が、自らの種の個体数の減少を招いていることが上の例でわかると思います。

草食動物も、そんなに自分の個体数を増やさなければ、当然、自分達を捕食する肉食動物の個体数も、そんなに増えませんから、草食動物の個体数が減少することも少ないでしょう。

これと同じ理屈は、上に挙げた草原の草とか、草食動物を捕食する肉食動物にも、同じように当てはまるとわかるでしょう。

肉食動物も、そんなに自分の個体数を増やさなければ、当然、捕食する草食動物の個体数も、そんなに減りませんから、肉食動物の個体数が減少することも少ないでしょう。

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■:資本主義社会の狙い

上に挙げた草食動物と肉食動物の個体数の調査結果と同じような現象が、私達の社会にも、いつかは現れる時が来ると感じるのです。

私達の資本主義社会では、およそ西暦1600年以降から、ひたすら、拡大と繁栄を目指して来ました。

資本主義社会は、お金を使って、物品を売り、お金での数値のひたすらなる拡大を目指そうとしています。

ある一定の時が来れば、政府の方で、税金を高くすれば、ひたすらなる、お金の数値の拡大を招くことが出来るように見えます。

身近な例を挙げれば、タバコでも、タバコ税が上がり続けるので、一箱の値段も上がり続けています。
中身の本数は、少しも変わっていないのですが、少しずつ少しずつ、何らかの税率を上げれば、同様の現象が、市場の至る場面で見られます。

つまり、それは「全ての物品の物価の上昇」という形で現れます。

政府の方の税率を上げるのと同じように、中央銀行の方で決める利子率を上げ下げしても、同様の現象が起きます。
なぜならば、現実上、中央銀行の利子率は、国の内部の全ての銀行の利子率に影響を与えるので、結局、その国の全ての物価に影響を与えるからです。

日本での、最近の「ゼロ金利政策」を見れば、理解が進むでしょう。

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■:日本での少子化

というわけで、資本主義社会は、ひたすら、お金の数値の上昇を目指して、運営されてきました。

ここから、冒頭の例、草食動物と肉食動物の個体数の話題が絡んできます。

身近な例を挙げたらわかりやすいので、挙げます。

日本でも、少子化の傾向が見られています。

カバールやイルミナティの進めている人口削減計画だけではなく、日本の多くの人でも、昔の日本社会のように、子だくさんの家庭にしようとしていません。
少なくとも、一つの家庭当たり、二人ぐらいの子供を持とうとしているでしょうか。

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つまり、多くの日本人は、自ら進んで、少子化世界に賛成して、それを実行しているのです。

この大きな理由としては、子供の教育費が絡んでいると言われています。
自分の子供を大学を出るまでの教育費が、かなりの額に達していることが知られています。
その上、一つの家庭が子だくさんだと、当然、親が教育費に難渋します。

まだ、多くの原因から、日本の少子化が進んでいるかもしれませんが、上の一つの例を挙げただけでも、実感できると思います。

そして、巷でも言われているように、少子化が進めば、日本内部の人口は少なくなります。
これは、何を意味しているかというと、お店の側から見れば、つまり、お客さんの数の大量減少が発生しているのです。

これだと、幾ら、店の利益を上げようと思って、自分の店の商品の価格を上げても、お客さんの数の大量減少には、追いつかなくなることがわかるでしょう。

ましてや、同業種のライバルの数も多いわけです。

幾ら、同業種同士で、最低価格の取り決めを行っても、今度は、お客さんの方が品を買わずに、自分で作った方が安上がりだから、日曜大工のように、自分で作るかもしれない。

まだ、様々な理由も考えられますが、これが、今、私達の社会で起こっている、正確な事でしょう。

つまり、歴史的に浅いと言える、カバールやイルミナティ主導の下に作られた資本主義システムは、いまだ繁栄や発展を目指しているようです。
しかし、上の例で挙げた草食動物と肉食動物の個体数のように、その資本主義システムの繁栄や発展を目指す狙い自体が、資本主義システムにとっての後退の原因を作っているように、見えないでしょうか。

(長くなりますので、次回に続きます。)

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                                        坂本  誠

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