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2016年11月22日 (火)

三千二十二: 高層マンションを見ながら

こんばんわ。

街の中で歩いていると、誰でも、高層マンションをよく見かけると思います。
しかし、最近の人口減少により、中には、高層マンションでも、もう誰も住んでいないものもあると思います。
そんな、空いてしまった高層マンションを見上げながら、何気なく、考える機会がありました。

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「高層マンション」とか「高層アパート」等は、高いものでは、20階建てぐらいものもあるでしょうか。
遠くから見ても、かなり目立ちますが、空いている高層マンションともなると、さらに目立つような気がします。
私が時々、このブログで書いているカバールイルミナティ達による『人口削減計画』のせいで、人口が減少したのか、空き室の多い高層マンションも目立ちます。

それらのマンションを見て感じるのですが、マンションの管理人よりも、マンションのオーナーは大変だと感じます。
「マンションの管理人」だと、マンションの雑事を取り扱うのですが、マンションのオーナーの仕事は、マンション経営と言えるでしょう。

ところが、上から書いているように、マンションに空き室が増えてくると、マンションオーナーは困るでしょう。
「人口減少」も、マンションオーナーの大きな障害だと言えるでしょうが、まだ、ほかにも原因がありそうです。

ある人ならば、「人口が減少しただけだったら、困るのは賃貸料金だけだろう。だったら、賃貸料金だけを値上げすれば良いのでは」と考える人もいるでしょう。
しかし、単純に、賃貸料金を値上げだけをすれば、今度は、借り手側の住人が、より安価な賃貸料金で住める物件(より部屋代の安いマンションやアパートのこと)を求めて、元住んでいたマンションやアパートから移住してしまうケースも多いことでしょう。
つまり、その方面で、値下げ競争のようなことが始まることもわかります。

ですから、資本主義的に金銭獲得の上昇を狙った、値上げのみを考えただけでは、うまく行かないことがわかります。

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マンションやアパートの空室原因について、私が考える原因を以下に書いていきます。

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戦後、「アパート」というものが多く建設されていた時代では、それらの集合住宅に対する重要なサービスは、電気、ガス、水道だったでしょうか。
3つのライフラインの提供だけが、マンションに課せられていたと思います。

しかし、時代の流れは速いものです。

自動車の普及と共に、集合住宅のオーナー側は、集合住宅の他にも、自動車用の駐車場のスペースが必要になってきたと思います。
オーナーの側は、それらの駐車場獲得にも、苦労したことでしょう。

しかし、さらに月日が流れると、エアコンとか衛星テレビとかケーブル・テレビの普及がありました。
一戸建ての住宅ならば、これらの設備の増加は、そんなに高額では無いと思います。

しかし、「高層マンション」とか「高層アパート」等は、巨大建築なので、その内部の多くの部屋も同時に、それらの設備を新設・増設しないといけなくなるでしょう。
おそらく、その費用は、安いものでは無いでしょう。

また、時代が経って、インターネットとか、最新の設備では、太陽光発電システムでしょうか。
太陽光発電システムにしても、最新型のものがあって、高性能のバッテリー付きだと、夜間も省エネできますから、そのような最新式の設備を搭載した住宅を好む人も多いと思います。

ここまで書いていて、想像が付くと思うのですが、「高層マンション」とか「高層アパート」等の巨大建築物に、次々と現れる新型設備を搭載し続けるのは、並大抵の苦労ではないと誰もが想像できることでしょう。

今まで挙げたのは、インフラ形式です。
しかし、インフラだけでなく、防犯設備とか、ないしは、各部屋の内部のインテリア・デザインも変わり続けていることでしょう。

一戸建ての住宅ならば、それらに追いつける人もいるでしょうが、巨大建築物のリフォームと比較すれば、それらは桁が違う事がわかります。

ですから、マンションのオーナーにしてみれば、テレビなどで流れる「住宅最新設備」の手合いの番組を見たら、ちょっと怖いものを感じる人もいるかもしれません。

また、最新の建築技術から設計された耐震技術とか、台風などの災害対策技術も、どんどん登場していると思います。
しかし、当然、それらの災害対策技術を、高層建築物にリフォーム時に取り入れることは、不可能でしょう。

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この原稿を書いている今は、2016年の暮れですが、今後、どのような新しい住宅設備が現れるかはわかりません。

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しかし、今までの科学の発展と、それらの普及状況を考えると、「高層マンション」とか「高層アパート」等のオーナーの方々のリスクは高いと考えざるを得ません。

冒頭にも書いていますが、「人口減少」という理由によって、「最近のマンションの空室も多くなった」と考える人も多いでしょう。

しかし、「設備の老朽化」という理由によって、「新しいマンションに移った」とか「新しいアパートに移った」という人も多いのではないでしょうか。

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2階建てや3階建ての建築物ならば、まだ、リフォームは簡単でしょう。
高層建築になればなるほど、それらのリフォームが難しくなると、誰でも理解できます。
ですから、高層建築の集合住宅ならば、未然に、家賃の中に、10年先や20年先に予定されているであろうリフォームに関しての代金が含まれている可能性もあるでしょう。

しかし、その場合でも、10年先や20年先でのリフォームによって、納得のいくだけのリフォーム内容が得られるかどうかはわかりません。
未来のことはわからないので。

居住者の方々にも、リフォームということで、その分の負担金をお願いすることは多いと思います。
しかし、居住者の方々全員が、快く、首を縦に振るかどうかはわかりません。

ですから、巨大建築物のリフォームは、やはり難しいと思います。

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ですから、マンションやアパートの借り手の側の人から見ても、このような情報を聞いていると、「2階建てや3階建ての集合住宅の方が小回りが効くので、良いかもしれない」と、考えるのではないでしょうか。

ここまで書いたように、マンションやアパートの空室が多い状況も、このような状況から生まれていると思います。

現在でも、中には、「成功した、高層マンションのオーナー」という人もいるかもしれません。
しかし、現代では、かなり苦労なさっているマンションのオーナーが多いのが実情ではないでしょうか。


                                        坂本  誠

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