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2016年3月28日 (月)

二千八百七十六: 私達の依存状態を考える

こんばんわ。
私は「私達は依存の強い状態から離れなくてはいけない」という感じの文章を、何回か見かけた事があります。

しかし、考えるに、「依存の強い状態とは何か?」という疑問が出てきます。
なぜならば、「どのような状態が依存の強い状態なのか」を私達が出来るだけ詳細に知らなければ、その強い依存状態から抜け出す事は難しいからです。
で、時が経って、気が付いたのですが、私なりに感じた「私達の依存の強い状態」を書かせて下さい。

その「私達の依存の強い状態」とは、他ならぬ、現在の資本主義経済システムが、その強い依存状態を作っていました。

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以前にも書いたのですが、カバールやイルミナティが主導で作り上げた資本主義経済システム(ピラミッド型社会)の構造自体が、上で書いている「私達の依存の強い状態」を作り上げているでしょう。

『四百八十六:私の見かけたビデオについて_No.47』
●スライヴ (THRIVE Japanese)
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2013/11/_no47-6032.html
https://www.youtube.com/watch?v=yp0ZhgEYoBI



ビデオでは、1時間23分45秒近辺から紹介されています。

この私達のピラミッド型社会である資本主義に採用されている雇用体系は、原則として1日8時間、ずっと、同じ仕事を続けます。
以前は、机職人の例を挙げました。
今回は、椅子職人も挙げてみます。

この社会システムでは、一人の人を小さなセクションに閉じ込めて、一日中、同じ仕事ばかりをさせます。
こうすることにより、一人の人間の視野や情報量を小さくさせるのです。
そして、全体を見せません。
なぜ、全体を見せないかというと、カバールやイルミからすれば、全ての人は奴隷なので、奴隷達がそんなに大量の情報を手に入れたら困るからです。
カバールやイルミからすれば、全ての人は奴隷なのですが、その奴隷が知識を持てば、やがてカバールやイルミに反抗するからです。

また、それだけではありません。
1日8時間、ずっと、同じ仕事をして、人によっては、一生その仕事をさせられるでしょう。
つまり、机職人や椅子職人のように分業されています。
この分業こそが、人々を依存的にさせることがわかります。

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なぜならば、机職人でも自分の生活のために椅子を作ってもよいでしょう。

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しかし、資本主義社会の会社の中では、自分に与えられた以外の仕事をすることは、ほぼ禁じられています。
ですから、机職人が椅子を欲しかったら、お金を出して椅子を買わないといけません。
本当は、机職人ですから、自分で使う椅子を作っても良い筈ですが、そんなことをしたら、会社が儲けません。
ですから、わざわざ、机職人には机のみを作らせ続け、椅子職人には椅子だけを作らせます。
そして、椅子職人が机を欲しい場合でも、彼等の間には、お金を仲介させておきます。

つまり、多くの人から見れば、自分が作っている品物以外の物資を手に入れるためには、何が何でもお金を欲しがるようにセットされていることに気が付くでしょう。
本当は、机職人だって、自分のちからで椅子を作れるでしょう。
椅子職人だって、自分のちからで机を作れるでしょう。

しかし、そのように、自分のちからで、自分の生活に役立つものを作られていたら、その分だけ、会社が損をするのです。
ですから、これと同じ理由で、資本主義社会の企業は、アルバイトを禁じているところが多いでしょう。

この結果、個々の人々は、お金への依存が進む事がわかります。
人々がお金への欲から抜け出ないようにセットする事も、資本主義社会自体の狙いでもあるとわかるでしょう。

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そして、この調子で行ったら、人々はお互いに非常に依存心が強くなる事がわかります。
なぜならば、分業しているからです。
机職人は、どのようにしても椅子を手に入れるためには、ひたすら、椅子職人の作る椅子に頼らないといけない事がわかります。
また、同様にして、椅子職人が机を手に入れるためには、ひたすら、机職人の作る机に頼らないといけない事がわかります。

つまり、「自分の欲しいものを手に入れるためには、どうしても、他人のちからが必要だ」と、資本主義システムは私達に思い込ませている事がわかります。
さらに進めば、「自分の幸福は他人が作ってくれる筈だ」と思い込むようになる事がわかるでしょう。
自分の欲しい物資の、そのほとんどは自分以外の誰かが作るように、その担当をセットされているからです。

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自分の幸福は自分で作らないといけない」と、多くの人も聞いた事があると思います。
しかし、この私達の身の回りにある資本主義システムの場合だと、非常に多くの分業をされているため、あたかも、「自分に必要な物資のそのほとんどを、他の誰かが作ってくれる筈だ」と思い込むことでしょう。

結果、「多くの人々が他人のちからを頼ってしまう」という、依存心の強い性格が作られる事がわかります。
つまり、資本主義社会が未熟な性格を作る事がわかります。

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ここから、どうなるのかと言うと、以下のようになるでしょう。

  「なぜ、おまえは私のためにもっと働かないのか? 私の幸福はおまえが作ってくれる(持ってくる)筈である。」

あるいは、

  「なぜ、おまえは私の言うように動かないのか? おまえが私の言うとおりに動かないから、私は不幸を感じるのだ。」

上記のような感じの人間となるでしょう。

上のセリフのような悩みを持つ人間は、主に王様とか女王様とか独裁者であることが知られています。
つまり、他人が自分の思うように、動かないので、自分が不幸を感じるのです。
ですから、結局、その手の悩みを持つ人は、他人を支配をしたい事がわかります。

ですから、「他人を支配する」つまり、人間の奴隷化ですが、つまり、これがカバールやイルミの悩みだとも、私達にわかります。

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以前、私は心理学関係の本で読んだ事があるのですが、現在、ちょっと、その本のタイトルを忘れたのですが、「独裁者とか王様は非常に子供のような、自らの未熟な心によって、自らの苦しみを作っている」という手合いの文章を読んだ事があります。

つまり、「独裁者とか王様は他人を自分の思ったように動かしたいのだけど、その他人が独裁者とか王様の思ったように動かないので、それが原因で独裁者とか王様は苦しむ」ということがわかります。

読者の方もわかるでしょうが、「他人を自分の思ったように動かす」というのは、これは現実上、不可能な事がわかるでしょう。

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なぜならば、王様とその召使の間には、電話線のようなケーブルで結ばれていないので、意志が直接伝わりません。

また、どんな人も、その心を他人と完全に一致させる事が出来ません。
なので、それらの独裁者とか王様とか女王様の悩みを解決することは不可能だとわかるでしょう。
どんな人にも自由意志を持つことが出来るので、独裁者とか王様とか女王様の心と完全に一致することは出来ないのです。

ですから、独裁者とか王様とか女王様の悩みを他の人々が解決することは、不可能です。
にも関わらず、彼等は同じ悩みを続けます。
なぜならば、独裁者とか王様とか女王様の「他人を自分の思ったとおりに動かしたい」という、その願いを持ち続けているからです。

ですから、彼等の悩みは、なぜ起きているのか、というと、他ならぬ、彼等の願っている、その願いそのものが彼等を苦しめている事がわかります。
なので、彼等の悩みを解決する方法としては、他ならぬ、彼等の願いである「他人を自分の思ったとおりに動かしたい」という、その願い自体を捨てなくてはいけない、ということが私達にわかります。

また、結局、「カバールやイルミの願いそのものが、彼等の苦しみを作っている」ともわかるでしょう。

これは、ちょうど、手の中に焼けた石を持っている人が、その石自体の高価さゆえに、手放さないので、その手が火傷し続ける姿に似ているでしょう。

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そして、カバールやイルミの主導で作られた資本主義システムにおいては、彼等と同じような依存的な性格を持った人々を大量生産しなければ、彼等が世界を支配できない事もわかるでしょう。

「私は、あの物資が欲しいのだけど、私自身が、それを作ってはいけないので、なかなか手に入らないので苦しい」とか。

あるいは、

「私は自分の欲しかった物資を手に入れたのだけど、あの腕の悪い職人が作ったからか、性能が悪い。だから私は苦しい思いをしている」とか。

あるいは、

「私は、あの物資が欲しいのだけど、お金が無い。本当は自分で作っても良いのかもしれないけど、それは禁止されている。だから、お金が無いので苦しい」とか。

要するに、カバールやイルミは自分達の同じような考えを持った人々を大量に作り上げようとしている事がわかるでしょう。

このような状況だと、自分の欲しい物資のそのほとんどを他人が作るので、他人に依存せざるを得ません。
また、その物資を手に入れるための唯一の方法は、お金ですから、次第にお金にも依存が深まる心が形成されるとわかります。

結局、私達は2重にも、3重にも、日々の生活で苦しみを感じさせられ、かつ、他人への憎しみが起こるように社会をセットされており、かつ、お金にも依存していくように社会をセットされている事がわかるでしょう。

私達の間でも長時間労働の事が、よく話題になります。
そして、「他人のために働くことは素晴らしいことだ」
という言葉もあるようです。
しかし、上記の言葉も、カバールやイルミにしてみれば、「彼等は美辞麗句の逆用・悪用をしている」と言えると思います。

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ちょっとだけ、話が横に反れます。

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資本主義社会では、少なくとも、日本では、その多くの企業内において、アルバイトが禁止されています。
上からの流れを読めば、その禁止の理由もわかります。

しかし、それとは別に、企業は、その企業内の社員の時間外の活動までを拘束できません。
なぜならば、社員の時間外の活動というのは、これは会社が拘束できない時間だからです。
そして、この場合の「アルバイト」というのは、ほとんど、会社の時間外に行われるものでしょう。
ある企業内の、その社員が、その社員の私的な時間に何を活動しても、その企業はその社員を拘束できないのです。
それをしたら、社員の私的な時間を拘束した事になるからです。

にも関わらず、「社員の私的な時間でのアルバイトを禁止する」というのは、その社員の私的な時間までも拘束している事になり、これは企業の越権行為にもなるでしょう。
また、企業に禁止されている行為を、社員に対して実施している事になるでしょう。

つまり、私達の社会では、このような不正も横行している事が読者の方々にもわかるでしょう。
また、就職活動をされている学生とか、そのような方が私のブログを読んでくださっているかどうかは、わかりませんが、上記のような事情を頭に入れつつ、ご自身の活動をされたら良いかと感じます。

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長くなりましたが、結局、「私達が依存の強い状態から抜け出るには?」あるいは「私達がカバールやイルミの手から逃れるには?」と考えると、「現在の私達に課せられている、分業スタイルを捨てる」ということが考えられるでしょう。

本記事は長くなりました。
ここまで読んでくださり、どうも、ありがとうございました。


(以下、過去記事、関連記事、及び、参考文献)
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『二千八百二十七:お金の話題色々_No.3』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2016/01/_no3-d68b.html
(以下、『朝日新聞』(朝刊)、2016/1/17記事、13面、「読書」欄より引用)
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■限界費用ゼロ社会
<モノのインターネット>と共有型経済の台頭
ジェレミー・リフキン<著>

P1210151_3

社会主義経済体制は崩壊、資本主義はオールタナティブはないと我々は思い込んできた。
しかし本書は大胆にも、それが「共有型経済」にとって代わられると予言する。

変化を引き起こすのは、「モノのインターネット(IoT)」だ。
生産性を極限にまで高め、製品・サービスの供給にかかる追加的な費用(限界費用)をゼロに低下させる。
企業はこれらの販売による収益を失うが、消費者は物的欲求をほぼ無料で充たせるようになり、モノを所有する意義が失われる。

人々はプロシューマー(生産消費者)として技能や才能をシェアしつつ、協働型経済組織を発展させる。
そこで蓄積されるのは、利潤動機による「私的資本」ではなく、相互信頼と評価格付けに基づく「社会関係資本」だ。
素人が互いに手元の空き資産を活用する、配車サービスのUber(ウーバー)や宿泊場所提供のAirbnb(エアビーアンドビー)など、新しいビジネスモデル台頭の背景要因が、ここに見事に説明される。

諸富徹(京都大学教授)

柴田裕之訳、NHK出版・2592円
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(引用終わり)


                                        坂本  誠

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