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2015年9月27日 (日)

二千六百六十八: サントリーのコマーシャルを見て

私にしては、珍しい感じの記事となりました。
二千六百六十二:あなたの輝き』でも、引用していたコマーシャルです。

【CM】松井玲奈×サントリーオールド
https://www.youtube.com/watch?v=HN1urqNZ-dU


YouTube: 【CM】松井玲奈×サントリーオールド SKE48 AKB48 乃木坂46 SKE AKB

本文に紹介した写真は、同CMからの引用です。

インターネットで検索してみると、数多くのサントリーのコマーシャルがビデオとして保存されている事に気が付きます。
その数まではわかりません。
思えば、昔から、サントリーのCMは有名でした。
最近では、あまり、サントリーのCMを見かけないような気がするので、残念なのですが、昔は、かなり多くのサントリーのCMがTVで流れていました。

そして、サントリーのCMは特に有名だったことを覚えています。
読者の方も、ご記憶の方も多いと思います。
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なぜ、サントリーのCMが有名だったかを、読者の方も覚えている方も多いと思います。

何気なく、TVのCMが始まったかと思うと、そのCMは、どう見ても、TVドラマのような感じなのです。

Photo


そして、そのTVドラマの最初では、あまり、お酒が登場しません。
ところが、そのTVドラマのようなCMが進むにつれて、ちょっとずつ、人の生活を飾るような雰囲気で、お酒が登場し始めます。
そして、たいてい、そのCMの最後に、初めて、「サントリーのウィスキーです」のような感じで、視聴者に紹介があるのです。

なので、多くの視聴者としては、サントリーのCMは、TVドラマ風とか、あるいは、映画の映像芸術のように感じたことでしょう。

この雰囲気が、他の会社のCMとは違っていたところでした。

今でも、たいていのCMというと、広めたい商品がCMの冒頭から出てきて、その商品の素晴らしさをアピールするケースが多いです。

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しかし、このサントリーのCMシリーズと言うのは、サントリーのお酒の良さを、あまり宣伝しませんでした。

  「サントリーのウィスキーはこんな味がする」

とか

  「サントリーのウィスキーはこんなに美味しいよ」

という類の単語は、全くと言っていいぐらいCMには出ませんでした。

その代わりに、美しい映像や美しい音楽を流して、同社製品のお酒の素晴らしさを間接的に、アピールしていた事で有名でした。
なので、サントリーのCMは商品宣伝用ではなく、まるで、どこかの映像芸術作品に触れるような気がしていました。
いまだ、この感想を持っている人々も多いと思います。
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『二千六百六十二:あなたの輝き』でも例として紹介した『【CM】松井玲奈×サントリーオールド 』を見てみましょう。

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写真や映像を見てもわかるように、このサントリーのCMは、どことなく、アヴァンギャルド風です。
「アヴァンギャルド」というのは、主に「前衛芸術的」と言われているでしょうか。
また、「同CMはシュールレアリズム(超現実主義)風だ」とも表現できるかもしれません。

どことなく、シュールな感じのある都会の風景が撮影されています。
登場人物のしぐさもどことなく、シュールな感じです。
また、撮影する角度とか、カメラの回し方も、シュールな感じです。

また、当然、CM全体をシュールな雰囲気で統一したいのだから、あえて、さびれた都会の風景が撮影されているようです。 また、雨も効果的に使われているようです。

芸術的な「アヴァンギャルド」とか「シュール」という雰囲気で、このCMを統一したいのだから、全面的に、その雰囲気に合わされている事がわかります。

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ですから、読者の方々も、「CMの構想や着想の時点で、既に映像芸術の雰囲気を狙っている」とわかるでしょう。
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そして、過去のサントリーのCMは、ほとんどがその雰囲気を持っていました。
ですから、視聴者にとっては、サントリーのCMに誇り高い芸術性を感じた事でしょう。

最近では、あまり、サントリーのCMを見かけないような気がするのですが、15秒や30秒や60秒のCMで、誇り高い映画芸術作品を見ている雰囲気をしていた人も多い事でしょう。

あのような芸術性のある作品が、お茶の間のTVに流れると、忙しい現実から抜け出して、一服できるような心のゆとりを感じていた人々も多いかと思われます。
出版業界で喩えるならば、TVの映画とか連続ドラマは、小説と表現出来るでしょうが、サントリーの手短なCMは、さしずめ、詩と表現出来るでしょうか。昔、サントリーのCMはCM大賞を得ていたぐらいでした。

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中でも、サントリーオールドのCMシリーズは有名でした。
小林亜星作曲で有名な『夜が来る』が多用され、その音楽の上に、上記のような、ちょっとした短い映画と言うか、映像芸術を鑑賞できたものです。

このように、最近では、昔のTVの名CMと言われたものも、インターネット上の動画サイトに投稿され、時間の余裕のある時に、鑑賞できるようになっています。
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他にも、まだ楽しめたCMは「レナウン」シリーズでした。

聞いたところによると、この「レナウン」シリーズでも、頻繁に多用された曲を作曲したのは、小林亜星さんです。
また、サントリーのCMとレナウンのCMがたくさん流れていたのは「日曜洋画劇場」でした。

確かに、思い出してみれば、私も「日曜洋画劇場」をよく見ていた内の一人でした。
ですから、共通して、サントリーのCMとレナウンのCMに思い入れが強いのかも知れません。

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現代でも、まだ「『日曜洋画劇場』をよく見ていた」という人も多いでしょうから、そんな人は、サントリーのCMとレナウンのCMに懐かしいものを感じる方も多い事でしょう。

ですから、今、思い出して、感じる事は

  「『日曜洋画劇場』とサントリーのCMとレナウンのCMは、ほぼセットで組み合わされたTV番組だったよなあ」

です。
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現在、動画サイト「YouTube」上に、どれほど多くのサントリーのCMとレナウンのCMが納められているのかはわかりません。
しかし、かなりの数のようです。

昔の日々を思い出すのも私達の喜びでもあります。
なので、お時間のある時に動画サイト上で昔の名残ある名CMに、心を酔わせるのも一興な一時を得られるかと思います。

というわけで、「関連記事」の欄に、ほんの幾つかの有名なCMを引用しておきます。
しかし、動画サイトには、かなり多くのCMが納められています。
とても全部を紹介できないのは、おわかりだと思います。
ですので、個人的に思い入れのあるCMは、どうか、読者の方がご自身で、個々のCMを検索されて下さい。

(以下、関連記事、及び、参考文献)
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サントリー ローヤル ガウディ編
https://www.youtube.com/watch?v=aWo1aNdn6fQ


YouTube: サントリー ローヤル ガウディ編

1981 サントリーオールド 夢街道シルクロード カシュガル篇
https://www.youtube.com/watch?v=Am3RbutZjNo


YouTube: 1981 サントリーオールド 夢街道シルクロード カシュガル篇

サントリーオールドCM
https://www.youtube.com/watch?v=hGLlFYsk3HQ


YouTube: サントリーオールドCM

サントリーオールドCM「 I LOVE YOU」山下達郎 3ヴァージョン
https://www.youtube.com/watch?v=V0ag-U5fZ5s


YouTube: サントリーオールドCM「 I LOVE YOU」山下達郎 3ヴァージョン

レナウンCM 80年代②
https://www.youtube.com/watch?v=zTKr9NyUNjg


YouTube: レナウンCM 80年代②

レナウンCM 80年代⑤
https://www.youtube.com/watch?v=q43K1FVWR18


YouTube: レナウンCM 80年代⑤

 

 

                                        坂本  誠

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