« 二千六百六十六: ある本からの引用 | メイン | 二千六百六十八: サントリーのコマーシャルを見て »

2015年9月26日 (土)

二千六百六十七: 音楽

           音楽


      暗闇の中で
      かすかな音楽が
      小さな靄(もや)のように
      うすく光っている。

      手をかざせば
      その音と光が
      手を擦り抜けてゆきそう。

      煙のように
      不思議な形に 変わり続けてゆく。

      色と音が
      少しずつ 少しずつ 変わりながら、
      その音楽が消えてゆく。

      まるで
      虚空の中に 吸い込まれてゆくように。

 

                                        坂本  誠

Powered by Six Apart
フォトアルバム