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2015年2月12日 (木)

二千四百七: ダンスを考える_No.2

二千二百九十二:ダンスを考える』の続きです。

どうして、人はダンスを踊るのかを考える機会がありました。

"Heart Beats" Dance with VOCALOID [あぷりこっと* & 重音テト][MMD 踊ってみた] (Girl's MoCap)
https://www.youtube.com/watch?v=7sMoNfBJrw4


YouTube: "Heart Beats" Dance with VOCALOID [あぷりこっと* & 重音テト][MMD 踊ってみた] (Girl's MoCap)

ダンスとは楽しい音楽や美しい音楽に合わせて身体を動かす動作の事です。
たいてい人がダンスを踊る時、その心は躍動し、その喜びが表現されているようです。
ですから、歌いながらダンスをしている人の顔を見ると、顔も生き生きしているのに気がつく人も多いと思います。

ダンスを見ていて、私が気がつくのは、ダンスの振り付けの動作です。
音楽に合わせて身体を動かすのですが、その動作や人の身体の描く線、つまり、軌跡(きせき)と呼ばれるものですが、これを見ていても、その軌跡自体に喜びを見出す人もいると思います。

ちょっと説明しにくいのですが、例えば、私達でも喜びを感じる時があります。
その時、口を使って「今、私は嬉しい」と文章にして相手に伝える事が出来ます。
しかし、本当に「嬉しい」という状態を文章にして、相手に自分の喜びを伝えるのは難しいものがあります。
なぜならば、「嬉しさ」にも様々な状態があるからです。

ですから、私達が自分の喜びや嬉しさを表現するのに、あまり言葉が有効でないのを感じる人もいるかもしれません。
それに比べ、言葉では表現していない「嬉しさ」を相手に伝える事を考えて見ます。
その場合は、自分の顔から出る笑顔で、相手に「嬉しい」と表現できる事がわかります。
それと同じように、ダンスの身体の動き、ダンスの際の身体の動きが通った後の線の動き、軌跡が、その喜びを言葉よりも多彩に表現している事があるのに気がつく人も多いと思います。

上に挙げたビデオでも、登場人物が直接、「今、私はとても楽しい」と言っているわけではありません。
ただ、笑顔とダンスの踊りで、心の内部の喜びが多彩に表現されているのに気がつきます。

このように見ると、私達が口で、「今、私はとても楽しい」と相手に伝えるのには、かなりの情報不足を感じる人もいると思います。
笑顔とか躍動感のあるダンスなどは、私達の口から出る「今、私はとても楽しい」という10文字よりもはるかに超えるだけの喜びの情報を伝えていると思います。
笑顔とかダンスなどは、ボディ・ランゲージ(身体を使っての言葉)の一つです。

確かに、私達の口から出る言葉にも、様々な音階があるので、その時その場での「今、私はとても楽しい」という表現も千差万別であることがわかります。
しかし、上のようにダンスを見ていると、ボディ・ランゲージの方がはるかに目に見えない情報量が多い事がわかります。

なぜならば、本来、「喜び」とか「嬉しさ」という心の状態を正確に表現しているものは無いからです。
逆に言えば、私達の心の状態を正確に表現できる言葉が存在しない事がわかります。
ですから、考えてみれば、私達が日頃何気なく使っている「喜び」とか「嬉しさ」という言葉も抽象的な表現である事がわかります。
ですから、意外な事に、「私達が日頃何気なく使っている『喜び』とか『嬉しさ』という単語は難解で抽象的な単語なのだ」と気がつく人もいるでしょう。
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そして、さらにわかることは、私達のボディ・ランゲージは嘘を付く事が出来ません。
口からは嘘を付く事が出来ます。
しかし、ダンスや笑顔などになると、ほとんど全くと言っていいほど、嘘を付く事が出来ない事がわかります。
「身体は嘘をつかず、正直だ」と聞いたことがありますが、本当だと思います。

例えば、その場その時にとっさに、即興的に表現されるダンスを考えて見ます。
そのダンサーの心が沈んでいて、何かの踊りを踊る時には、そのダンサーの心が表れるでしょう。
どことなく、身体の動きが小さく、ゆっくりで、あまり躍動感を他人が感じないかもしれません。
しかし、そのダンサーの心が奥底から喜びにあふれていれば、自然とそのダンスは太陽の光の輝きのようになってくると思います。

ダンスはそれだけで一つの言葉、あるいは一つの会話と言えると思います。
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ですから、「身振り手振りや相手の顔の表情で言いたい事とか、ダンスなどのボディ・ランゲージで、相手が言いたい事は何か?」と、私達が感じる事が大事になってくるかもしれません。
何よりも、相手の伝えたい本当の心がそれらで表現されているからです。
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また、ダンスというと、私達がテレビや何かの画像で見ている時のダンスの踊りの際には、「振り付け師」と言われる人々がいて、そのダンスの動作を考案している人がいます。
しかし、上の流れから考えると、振り付け師に与えられたダンスの動作よりも、その場その時に即興的に踊ったダンスの方が、余計にその人の感情が表れていると感じられると思います。

確かに、振り付け師の考案したダンスの動作も、振り付け師が何かの音楽を聞いて感じて、その人がその動作を考えます。
ですから、その場合、振り付け師がその音楽を聞いて、感じた心の動きが、そのダンスの動作に表れている事になります。
振り付け師の考案したダンスを私達が鑑賞することも出来ますが、上の流れから考えて、あるダンサーがその時その場で即興的に踊ったダンスも高く評価されるのではないかと感じます。

また元はというと、古来より存在しているダンスというのは、ある人々が何かの音楽を聞いて、その場その時にいきなり身体が動き出したのが、ダンスの始まりと聞きます。
ですから、そのようなダンスの歴史も考えてみると、私達は様々なダンス鑑賞が出来ると言えるでしょう。

(以下、新ブログ『光と輝き』からの過去記事、関連記事、及び、参考文献)
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『二千二百九十二:ダンスを考える』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2014/11/post-99b2.html
【MMD】ODDS&ENDS【DIVAっぽいど】
https://www.youtube.com/watch?v=ObkNH88lhE4

【MMD】ODDS&ENDS【DIVAっぽいど】
YouTube: 【MMD】ODDS&ENDS【DIVAっぽいど】

『二千二百八十:Dance!』
http://hikari-to-kagayaki.blog.bbiq.jp/blog/2014/11/dance-f43f.html

Dance_2

 

                                        坂本  誠

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