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2014年11月23日 (日)

二千三百十一: 妖精

           妖精


      愛しあう僕たち二人は妖精。
      現実というくびきから 解き放たれて
      僕たちは想像の森の中を飛びまわる。
      重力の鎖にもしばられず
      木漏れ日の差す中
      空の中で鬼ごっこ。

      僕が宙高く 舞い上がって
      君の方を振り向き 手を伸ばす。
      君は下から飛んで来て 僕に向かって手を伸ばす。
      やがて 手と手を結んで
      僕たちは飛びながら 回りながら 踊り始める。
      僕の心がオーラになって 君を暖かく包みこむ。
      君の心もオーラになって 僕を暖かく包みこむ。

      多くの木漏れ日が
      僕たちの周りで 曲がりくねって
      からみあい もつれあう。
      まるで僕たちを祝福しているかのよう。

      他の誰からも犯されることのない
      心の中の森で 僕たちは
      いつまでも いつまでも 踊り続ける。

 

                                        坂本  誠

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