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2013年10月 7日 (月)

三百八十八: 雨の音(独白)

雨の日に、車で森の中に来てみた。 池のほとりにある森で、ひっそりとした雰囲気がある。 もちろん、雨が降っているから、ほとんど誰も来ない。

そのまま、ずっと、車を止めている。 今年の夏は暑かったが、今では、雨も降っているせいか、車の中の冷房も付けなくても良い。

車の中で、ずっと、雨の音を聞いている。 雨の音に注意して、聞いてみるのも久しぶりだ。 普通の雨の音とは、ちょっと違っている事に気が付く。

なぜならば、森の中なので、木から落ちる雨粒が大きいため、車の屋根を叩く雨粒が大きいのだ。 だから、雨の日の森の中で、静聴する雨粒の音は大きい。 時と場所が変われば、雨粒の音も違っている事に、今更ながらに気が付く。

車の窓ガラスの外の風景が、雨の色でにじんでゆく。 キャンパスの上に、水色の絵の具を塗っているかのよう。 だから、森の景色が、水の中に、溶け込んでいくかのようだ。 だから、森の緑の色も、歪んでいく。 その歪んだ森の緑を見ながら、心を落ち着けて、雨粒の音に、聞き入ってみるのも、一興かもしれない。

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                                        坂本  誠

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